警視庁考案、靴底に“あるもの”貼るだけで滑りにくく 「やってみる」注目集まる

雪が溶けて滑りやすくなった道。警視庁が紹介した「靴底に“あるもの”を貼るだけで滑りにくくなる方法」が改めて話題に。

靴

5日は首都圏の1都6県にも大雪警報が発表され、各地で警戒が呼びかけられました。雪に慣れていない地域での久しぶりの積雪とあって、転倒などに注意が必要です。

【画像で解説】靴底に絆創膏を貼って滑りにくくする方法


■「靴底に絆創膏」で滑りにくくなる?

雨などで道が滑りやすくなっているときのライフハックとして、以前からネット上で話題になっているのが、警視庁警備部災害対策課が公式X(旧・ツイッター)で紹介した「靴底に絆創膏を貼る」というもの。

まず、靴底の泥や水をよく拭き取り、「つま先」と「かかと」付近に、空気が入らないように絆創膏をしっかり貼っておくと良いそう。たったこれだけで滑りにくくなるなんて…!


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■「やってみる!」今回の大雪でも話題に

絆創膏…とは、一見心許ないようにも思えますが、同アカウントの“中の人”によると「水に濡れるとすぐに剥がれそうですが先日やってみたところ1日履いても剥がれませんでした」とのこと。

5日からの大雪でもこの投稿は再び話題になり、「これすぐできるから明日の朝やってみる」「そろそろこれを実践するときが来たか」「今日こそこれを試してみよう」と、雪に慣れていない地域のユーザーらを中心に関心が集まっています。


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■とくに滑りやすい場所、政府も呼びかけ

各地での大雪を受けて、政府広報オンラインの公式Xも、気象庁の公式ページを引用するかたちで「街中のとく滑りやすい場所」について、5日から注意を呼びかけています。

同庁が挙げている、街中でとくに注意したい場所は以下など。

・横断歩道の白線の上

・車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)

・バスやタクシーの乗り場

・坂道

・ロードヒーティングの切れ目


また、雪道を歩くときは歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本。体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩くと良いそう。

絆創膏のライフハックはあくまで“応急処置”ですので、摩擦係数の高いゴム長靴など、靴底が滑りにくい靴がある場合は、そちらを選ぶようにしましょう。

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