相手のことを思ってやったことなのに、なぜかよくない結果を招いた経験はありませんか? 親切心が裏目に出ると、悲しい気持ちになってしまいますね。
■約8割、よかれと思って裏目に
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、よかれと思ってやったことが裏目に出た経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「裏目に出た経験がある」と答えた人は、全体で79.8%。
fumumu取材班は女性たちに、よかれと思ってやったのに裏目に出てしまったことについて話を聞きました。
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①チョコレートを差し入れて
「先輩が残業で疲れているようだったので、私が持っていたチョコレートを差し入れてみたんです。すると先輩は困ったような顔をして、『ありがとう。でもチョコ、食べられないの…』と返してきました。
よく思い返せば、たしかにチョコレートが苦手だと言っていた気がします。私はそのことをすっかりと忘れて、先輩にチョコレートを差し入れてしまったんです。
気の利かないことをしたと、少し落ち込みました」(20代・女性)
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②後輩の仕事を手伝うと
「後輩が仕事に追われているようだったので、比較的に余裕があった私が手伝ったんです。するとその後輩を教えている先輩から、『手伝うなら、私に声をかけてほしかった』と言われました。
私が手をつけた仕事こそ、後輩に早く覚えてほしいものだったらしくて…。そんな大切なものを私がやってしまったら、たしかに意味がありません。
余計なことをしてしまったと、とても反省したのを覚えています」(20代・女性)
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③母の肩を揉んであげたら
「母が『肩こりがひどい』と何度も言ってくるので、私が母の肩を揉んであげることになりました。少しでも楽になってもらいたいと思って、がんばってやっていたのですが…。
しかし次の日に母が、『揉み返しがきている』と言っていました。そこまで力強くはしていないのですが、時間をかけたのがいけなかったのかもしれません。
やはり素人がやるのはよくないので、きちんとプロの施術を受けたほうがいいのでしょうね」(20代・女性)
相手に一言かけてから、行動に移したほうがいいのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)