谷原章介、『セクシー田中さん』原作・芦原妃名子さん死去に悲痛 「未だに…」
ドラマ『セクシー田中さん』の原作者である漫画家の芦原妃名子さんが訃報を受けて谷原章介さんはいち漫画ファンとしてコメントも。
30日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、ドラマ化もされた漫画『セクシー田中さん』(小学館)の原作者・芦原妃名子さんが死去したことを報道。
プライベートでも同作のファンだったという司会の谷原章介さんは、読者と演者両方の視点から苦しい胸の内を語りました。
■ドラマ化した日本テレビ側もコメント
29日、芦原さんが栃木県内で死亡しているのが見つかったと報じられました。
芦原さん原作の『セクシー田中さん』をドラマ化していた日本テレビ側は、「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」とコメント。
さらに、「2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」と、ドラマ化の経緯を説明しています。
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■ドラマ化を巡り局とトラブルか
『セクシー田中さん』ドラマ化を巡っては、原作者と日本テレビ側でトラブルがあったとみられ、SNSで話題になっていました。
同番組では、芦原さんのSNSへの投稿内容も紹介。芦原さんはドラマ化にあたって「必ず漫画に忠実に」と依頼し、連載が継続している作品であるためドラマオリジナルの終盤については原作者があらすじからセリフまで用意するという条件でドラマ化に同意したとのことです。
しかし、制作がスタートすると「原作を大きく改変」した内容だったという趣旨の訴えも。一方で脚本家側のSNS投稿にも注目が集まり、様々な意見が飛び交っていました。
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■谷原「未だに嘘としか思えない」
その後芦原さんは、SNSで一連の投稿などを削除。その上で「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」とつづっていました。
谷原さんは「僕も『セクシー田中さん』はファンとして読ませていただいていたので、昨日このニュースを見た時は…未だに嘘としか思えないですね」と、いち読者としての立場から哀悼の意を表明。
さらに「ファンの多い方だった、ドラマ化したということで反響も多かったので、衝撃を受けている方多いと思います」と、SNS上での反響の大きさにも触れています。
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■漫画作品のドラマ化は難しい?
俳優としても活躍中の谷原さんは、「本当に難しいと思うのは、いち漫画ファンで今まで色々な作品を見てきて『なんか原作のいいところがなくなっているな』というものも見たりとか」と回想。
続けて「逆に言うと僕は出演している立場で、どうしても原作をそのままやるには、11話や10話という中では尺がおさまらないものもあったりするんですよ、そもまま映像化するのが難しいものもあったりする。その難しさも感じていて…」と漫画作品をドラマ化する難易度の高さにも言及。
『セクシー田中さん』の次の作品が読みたかったとして、「本当に残念だと思います」と悲しみの気持ちを吐露しています。
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(文/fumumu編集部・星子)