『おっさんずラブ-リターンズ-』4話 田中圭“はるたん”と“秋斗”1人2役のギャップにファン悶絶

公安警察官たちのラブも登場! 「おっさんたちの切ない恋心」が交差する第4話。

おっさんずラブ
(画像は『おっさんずラブ-リターンズ-』公式Instagramより)

現在放送中のドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)は、2018年版の続編。「天空不動産」社員・春田創一(田中圭さん)が、後輩のエリート社員・牧凌太(林遣都さん)と新婚生活を送りはじめた新居へ、かつて春田に恋心を抱いていた元上司の「部長」こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)が、家政夫としてやってくるラブコメディです。

26日放送の第4話「お尻を拭くまで帰れま10」では、田中さんが、春田と公安警察官・真崎秋斗の2役で登場し、そのギャップに悶絶するファンが続出。さらに秋斗の恋人で、現在は春田さんの部下&隣人の和泉幸(井浦新さん)の過去も明らかになりました。

おっさんたちの「切なさ」の残る4話をふり返ってみましょう。


■同じ顔をした他人の正体

第4話では、春田と牧の新居へ、となりに住む和泉と六道菊之助(三浦翔平さん)が、訪ねてくるところからスタート。小火(ボヤ)騒ぎで迷惑をかけたからと、お詫びに肉じゃがとおかかおむすびを持ってきた和泉と菊之助でしたが、偶然、和泉の首にかかっていたペンダントが外れてしまいます。

それは大事な人の写真を入れたりするロケットペンダントで、なぜかそこに入っていたのは、春田と瓜二つの男性の写真。

その人こそ、和泉の元教え子で恋人の公安警察官、秋斗だったのでした。


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■生意気&小悪魔な公安警察官

第1話で、春田に前職を聞かれ、「あまり人に言えない仕事です」と答えていた和泉でしたが、第4話では、実は元公安警察官だったことを春田に告白。そして、警察学校の教官と生徒として出会った和泉と秋斗は、お互い公安に移り、あるテロ事件を追ってバディを組むようになったといいます。

この秋斗、警察官としては「10年に一度の逸材」とされるキレ者で、上の命令には逆らう問題児。おまけに、鼻の頭についたジャムを、「子どもかよ」と和泉に指でぬぐい取られる無防備さを持ち合わせていながら、「和泉さん、ジャムはこう取るんだよ」と逆に和泉の唇をなめ、「クソガキ」とつぶやく小悪魔性も。

ですが、和泉をかばって銃弾に倒れた秋斗は、還らぬ人に。秋斗を亡くした絶望を抱えたまま、心機一転、天空不動産に転職した和泉の前に、同じ顔をした春田が現れたのです。

「運命というのは残酷だな」と泣く和泉に、なぜか「ごめんなさい」と謝りながら、いっしょに泣く春田。このやさしい春田と秋斗を1人2役で演じた田中さんに、SNSでは「春田との切り替えがマジすごかった」「はるたんだと思って見てたのに、急に秋斗になって色気だすのやめて」と大絶賛の嵐。「俳優・田中圭」の底力が発揮される放送となりました。


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■切ない恋心の行方は?

一方、秋斗亡き後、和泉の相棒となり、彼を支えてきた現役公安警察官だったことが判明した菊之助は、和泉に対して、恋心を抱いている模様。4話は、眠る和泉にそっとキスし、「弟なんかじゃねえよ…」と菊之助がつぶやくシーンで幕を閉じました。

この「おっさんの切ない恋心」は、本ドラマで踏襲されてきたテーマの真骨頂。2018年版では、個人的に牧くんがその約8割を担ってきた気がしていますが、『リターンズ』ではその「切なさ」がどこへ向かっていくのか、見守りたいと思います。

ちなみに、第4話放送翌日に、神奈川県伊勢原市のレストラン『アゼリア』(2018年版第3話に登場のロケ地)に食事に行ったり、東京都稲城市の若葉台公園(『リターンズ』第1話)を走ったりと、かなりのOL民なので、個人的には、おそろいカーディガンを着た春田さんと牧くんのお家飲みシーンがもっと観たかったです。

次回第5話は、2/2(金)23時15分~放送です!

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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