神田うの、冷凍食品を出したシェフへの“正直な対応” 約6割の人たちが好感
本物を見抜く力と的確なコメント、そして作り手への思いやりも忘れなかった神田うのさんの対応。
出された料理に違和感を感じたとき、作り手に正直に伝えることはなかなか難しいもの。
ところが、タレントの神田うのさんは以前番組のドッキリ企画にて、本物が分かる確かな舌と、誠実なコメントが大反響を呼びました。
■高級レストランで冷凍食品ドッキリ
話題になったのは、昨年12月放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)にて、高級レストランで冷凍食品を出されたら、芸能人たちは見抜くことができるのかを検証したドッキリ企画。
多くの芸能人たちが、進化した冷凍食品を高級レストランの料理だと信じ込んでしまうなか、神田さんは「ごめんなさい、塩分が強すぎます私には。シェフ、手が滑っちゃった?」「シェフ、何か変じゃない? アシスタントが作った?」と鋭く指摘します。
関連記事:表示通りにしたのに… 約9割が経験している「冷凍食品での失敗」に共感
■指摘しつつもフォロー、対応に反響
その一方で神田さんは、「ごめんなさい、私は色んなシェフに『もうちょっとこういう風にして下さい!』とかずっと言っちゃっているような、わがままで…」と指摘しつつも相手を気遣う場面も。
その後ネタバラシされると、神田さんはすぐに「ごめんなさいね! ごめんなさいね…」とシェフにお詫びし、昨今の冷凍食品の進化に驚いていました。
番組放送後には、視聴者から「やっぱり本物を知ってる本物。はっきり言うところもよかった」「黙って行かなくなる人も多いから、お店にとってはむしろ優しさだと思う。冷凍食品とわかって、ちゃんとフォローしてたし」と、多くの反響を呼びました。
関連記事:先輩ママのリアルな声! 出産祝いに貰って本当に嬉しいプレゼント
■およそ6割「正直な感想が聞きたい」
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「テレビ番組の食レポ」について、より見たいと思うほうはどちらか調査を行なったところ、「おいしいポイントを上手く伝えてくれる人」と答えた人が36.6%、神田さんのように「正直な感想を言ってくれる人」と答えた人が63.4%でした。
ネット通販で、購入前に低評価の口コミを確認する人が多くいるように、“残念ポイント”があるなら知っておきたいと思ってしまうのかも。
関連記事:口にはしないけれど… 約6割が「友達が髪を切ったとき」に思った正直な感想
■“正直レビュー”思いやりがあってこそ
現代のネット社会では、一般ユーザーも商品や店、取引相手などに対して「レビュー」を書く場面があります。
もちろん正直な評価と口コミを書くべきですが、その評価を受け取る相手がいることを想像することも大切。正直な感想は伝えつつも、余計なひと言を言ったり書いたりしてしまうことのないよう、言葉の節々には思いやりを忘れずにいたいですね。
関連記事:“ごみを宝に”と掲げる番組へ… 一流シェフが「放った言葉」にグッとくる
■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
・合わせて読みたい→先輩ママのリアルな声! 出産祝いに貰って本当に嬉しいプレゼント
(文/fumumu編集部・衣笠 あい)