コンビニのおでん、男性の10人に1人が袋買わず… “アレ”で持ち帰っていた
レジ袋有料化に伴い、とくに懸念の声が多くあがっていたこの問題。当時はコロナ禍で多くの店が自粛していましたが…。
レジ袋が有料化されてから4年ほど経ち、エコバッグ生活にもすっかり慣れてきました。
ところがいま、コロナ禍で見逃されていたある問題に、決して少なくない人が直面しているようです。
■かつての“コンビニおでん”が復活し…
その問題とは、コンビニエンスストアでこの時期に販売される「おでん」。
レジ袋が有料化された2020年はコロナ禍真っ只中で、感染症対策のため定番の具材がカップに入った“個食タイプ”が各社から販売されました。
昨年5月には新型コロナが5類へ移行し、かつてのおでん販売を復活させる店舗も見受けられ、懐かしい光景に思わず手が伸びた人は少なくないはず。
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■エコバッグで持ち帰る猛者、現る
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に意識査を行なったところ、全体で7.9%が「コンビニのおでんを、エコバッグに入れて持ち帰った経験がある」と回答。
男女別に見ると、女性7.6%に対して男性14.9%と、全体で見てもごく少数ですが、わずかに男性のほうが多いよう。
なお、「経験なし」と回答した人が63.5%、「コンビニでおでんを買ったことがない」と答えた人は28.6%でした。
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■悲劇に見舞われた人もチラホラ
レジ袋有料化にあたり、インターネット上でとくに懸念の声が多く上がっていた、コンビニのおでん持ち帰り問題。
「コンビニでおでんを買った エコバッグの中に汁がこぼれたけど美味しい」「家ついたらエコバッグの中で中身全部出てた」と、有料のレジ袋を買わずに持ち帰ることを試みたものの、汁がこぼれたり、中身まで溢れてしまったという声も。
その場の状況に応じて、潔くレジ袋を購入したほうが結果的に満足度が高いのかもしれません…!
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■接客する店員も様々な気遣い
一方で、レジ袋有料化後から、店員側も気を配るようになった点が多いといいます。
fumumu編集部の取材に応じた、コンビニエンスストアで働く20代男性は、「店で徹底していることではなく、あくまで自分が接客する際に気を配るようにしていること」だと前置きした上で、おでんだけでなく、ホットスナックのみを購入した客には「無料のポリ袋を付けるか必ず聞くようにしている」そう。
また、客がパスタを購入した場合、フォークよりも箸を好む傾向がある高齢者などには「フォークと箸どちらを付けるか」を確認するようにしているのだとか。
こうした親切を当たり前と思わず、感謝の気持ちも忘れずにいたいですね。
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■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)