ニューヨーク嶋佐、『VIVANT』福澤監督の前で演技披露 「死ぬかと思った」
ニューヨーク・嶋佐和也さんが、『VIVANT』の福澤克雄監督の前で演技を披露。果たして福澤監督の評価は?
6日、『私が女優になる日_season3』(TBS系)では、お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也さんが、ドラマ『VIVANT』(同)などで知られる福澤克雄監督の前で演技を披露し、アドバイスを受ける場面がありました。
■福澤ドラマのこだわりとは
TBS系「日曜劇場」で放送されたドラマ『半沢直樹』や『VIVANT』など数々のヒット作を手がけた福澤監督を講師に迎え、女優を目指す“ワタジョ”メンバーが演技指導を受けていく今回の企画。 初めに、福澤監督の演出へのこだわりについて講義してもらいます。
ドラマや映画を撮る際、福澤監督が気にかけているのは「テンポを速く」ということだそう。 これまでの日本映画などを見ても、黒澤明監督や小津安二郎監督といった巨匠の作品は、セリフ回しが速いのだとか。
そこで、福澤監督も先人にならい、撮影の際は役者に「(通常の)1.3倍ぐらいの速さで喋って下さい」と指導するそう。 そのため、ドラマの台本は普通、1話60〜70ページぐらいだそうですが、『半沢直樹』の時は90〜100ページほどの量を1話に詰め込んでいたそう。 また、セリフ回しを速くする理由の一つとして、今の若い人たちがよくやる「倍速視聴」の感覚に合わせる部分もあると言います。
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■大泉洋が演じた長ゼリフに挑戦
福澤監督いわく、ドラマや映画の芝居のコツは「速く喋り、感情を入れる」ことだそう。 そこで、実際にワタジョメンバーたちも福澤監督の前で演技を実践することに。
挑戦するのは、2019年に放送された福澤監督のドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の中から、大泉洋さん演じる社会人ラグビー部のGM・君嶋が、選手を前に熱く訴えるシーンで、かなりの長ゼリフです。 大泉さんは本番でこの長ゼリフを約46秒で言い切っています。
ワタジョメンバーは20分間という短い時間で長ゼリフを覚え、演技に挑戦することに。 準備時間のあまりの短さに、福澤監督も「大泉さんも2日はかけたよ」と驚きます。
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■「殺されるかと思った」
20分間の練習を終え、いよいよ福澤監督の前で1人ずつ演技を披露していくワタジョメンバーたち。 セリフを普段の1.3倍速で言いつつ感情も込めるというのは難しく、1人53秒ほどかかってしまいます。
ワタジョメンバーの披露が終わった後は、この長ゼリフの演技に嶋佐さんも挑戦することに。 前からドラマ出演を希望している嶋佐さんは、目をこれでもかと見開き、熱い長ゼリフを早口でまくし立て43秒。なんと、大泉さんの46秒を上回る結果となりました。
嶋佐さんの演技について福澤監督は「なかなか良かったですよ」とコメント。意外な評価に、嶋佐さんは「死ぬかと思った。殺されるかと思った」とホッと胸を撫で下ろすなか、福澤監督は「一番見ちゃうよね。音量も良かったし」と、嶋佐さんの演技を絶賛しました。
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■嶋佐、『VIVANT』続編出演に期待?
前々からTBSの「日曜劇場」に出たいと思っていたという嶋佐さん。 福澤監督の前で演技を披露した感想を聞かれると「バッチリです。アピールできたんじゃないかと」と手応えを感じた様子。そして「万が一続編があれば、俺は期待しています」と、『VIVANT』続編への出演に期待をにじませていました。
放送終了後、ネット上では「嶋佐さん半沢直樹に寄せたん?w」「嶋佐さんの演技が福澤さんに意外とハマってたw」「福澤監督も言ってたけど、嶋佐さんってなぜか見ちゃうんだよなぁ、注目してしまう…吸引力が」との声が上がっています。
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(文/fumumu編集部・大島 あひる)