爆笑・太田、自著の映画化に意欲をみせるも… 「誰も何も言ってこない」
太田光さんの長編小説『笑って! 人類』をゲストの佐野元春さんが大絶賛。ところが…。
4日、『太田光のテレビの向こうで』(BSフジ)では、ゲストのミュージシャン・佐野元春さんとの対談で、爆笑問題の太田光さんが自著『笑って! 人類』(幻冬舎)について触れる場面がありました。
■憧れの佐野元春と対談
本番組の記念すべき第1回目のゲストは、太田さんの憧れでもある佐野さん。 対談では、音楽やお笑い、バラエティー番組のあり方など、エンターテイメントの深い話で盛り上がります。
そんな中、佐野さんが「太田さんが最近出された著作、拝読しました。すごく面白かったです」と、太田さんが昨年3月に刊行した長編小説『笑って! 人類』に言及。 憧れの佐野さんが読んでくれたとのことで、太田さんは「え、ホントですか!?」と驚きの声を上げます。
太田さんの『笑って! 人類』(幻冬舎)は、「未来はいつも面白い」を標榜する極東のダメ総理が世界平和のために闘う痛快エンターテイメント小説。 太田さんは早速、佐野さんに読んだ感想を聞いていきます。
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■「文章から映像が思い浮かぶ。そこがすごい楽しい」
佐野さんは「最初、分厚いし、二段構えだし、読み切れるかなと思ったんだけれども」と、初めはページ数の多さに圧倒されたそう。 しかし「読みだしたらもう止まらなくって」「文章はすごい簡潔だし、とにかくストーリーが目に見えるようなんですね」と、夢中で楽しんだと言います。
また「文章から映像が思い浮かぶ。そこがすごい楽しい。なので、読み終わった後は、これは誰か優れた監督・脚本家が映画にしたらいいんじゃないかと思いましたね」と、映画化を提案。
そして「僕の個人的な感想は、あの本は、米国の映画監督ですけれども、コーエンブラザーズ(コーエン兄弟)、彼等が手掛けたらすごいヒットだなと思う」と、兄弟で活躍するアメリカの名監督・コーエン兄弟の名を挙げます。
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■「もともと映画用に作った話」だったが
これに対し、太田さんは「すごく嬉しいです、それは」と大喜び。そして「もともと映画用に作った話なんで。脚本が先だったんですよ」と明かします。
「本当は自分が監督して映画化したい」と思っていたという大田さん。 しかし「なかなか、あれ3月に出したんですけど、誰も何も言ってこないっていう、そういう状態なんで」と、映画化を目指しているにもかかわらず、誰からも声がかからないという寂しい胸の内を明かしました。
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■「私も読みたくなりました!」
佐野さんとの対談を終え、最後に太田さんは「いやー、楽しかったですね。佐野さんのこの語り口というか、喋り方というか、歌うたってるみたいですよね」「普通に話してるだけでも歌になるんじゃないかなっていう。メロディーがある感じで。これぞ佐野元春っていう感じでしたね」と、喜びの気持ちをあらわにしました。
放送終了後、ネット上では「佐野元春には届いていた太田光の「笑って人類」太田さんすごい喜んでいた!私も読みたくなりました!表現したものは誰かにはきっと届いているんだと勉強になりました。良い番組だったー」「佐野さんがほんと笑って人類!ベタ褒めですごいし圧倒的同意すぎる」「笑って人類!佐野元春さんが読んでくれていたと聞いた瞬間の太田さんの嬉しそうな表情」との声が上がっています。
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(文/fumumu編集部・大島 あひる)