空港で“リアルホームアローン”になった男の子 祖母はパニック「孫はどこ?」
『ホーム・アローン2』のような状況に見舞われた男の子。祖母は空港でパニックの事態に。
クリスマスにひとり取り残されてしまった主人公のケビンが、泥棒たちをあの手この手で撃退していくコメディ映画『ホーム・アローン』。
現実にケビンのようなハプニングに見舞われてしまった男の子がいるようで…。『LAD bible』など各メディアが報じています。
■目的地違いの飛行機に乗ってしまう
日本でも有名な映画『ホーム・アローン』の第二弾『ホーム・アローン2』では、飛行機を乗り間違えた主人公・ケビンがひとりニューヨークに到着してしまうハプニングから始まります。
そんなケビンと同じような状況に陥ったのが、キャスパーと呼ばれる6歳の男の子。
クリスマス直前、彼は離れて住む祖母に会うため、アメリカ・フィラデルフィア国際空港からサウスウエスト・フロリダ国際空港行きの飛行機に搭乗…する予定でしたが、実際に乗せられたのは目的地から遠く離れたオーランド行きの飛行機でした。
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■祖母はパニック「わたしの孫はどこですか?」
キャスパーの祖母、マリア・ラオモスさんは、予定の時刻になっても孫の姿が見えず、空港で一時パニック。スタッフに声をかけると「飛行機に乗り遅れたのでは」と言われたといいます。
しかしマリアさんが当時「チェックイン用のタグ」を持っていたことから「彼が乗り遅れるはずがない」と確信。
すぐさま機内にいた客室乗務員に駆け寄り「わたしの孫はどこですか? フィラデルフィアであなたに引き渡されたのですか?」と尋ねたマリアさんですが「子供は連れていません」と誰もキャスパーの存在を把握していなかったといいます。
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■車で4時間かけ孫を迎えにいくことに
しかしその後、キャスパーから電話がありオーランドに到着していることが判明。彼の荷物は正しい目的地であるサウスウエスト・フロリダ国際空港に到着しており、彼だけが航空会社の手違いで間違った便に乗せられてしまったといいます。
空港まで4時間かけ、車でキャスパーを迎えに行ったマリアさん。該当の航空会社はマリアさんに謝罪、「4時間のドライブにかかった費用を返金する」と申し出たそうですが、本人は「お金ではなく、どうしてこのような間違いが起こったのか知りたい」と訴えました。
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■「彼らには罰金を」「旅行するには若すぎる」
報道に対し、ユーザーからは「航空会社のスタッフはお酒でも飲んでいたの?」「彼らには罰金を科すべき」といった声も。
そのほか「このご時世に6歳の子供をひとり飛行機に乗せるなんて何考えてんだ?」「ひとりで飛行機で旅行するには若すぎるよ」といった声も寄せられています。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)