谷原章介、ホストクラブを寿司店に例えて問題視 「数万が数百万になるなんて…」

警視庁がホストクラブ約200店舗に立ち入り調査を実施し、75%の店舗で「料金表示義務違反」が発覚。

谷原章介

20日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、歌舞伎町の「悪質ホスト問題」に進展があったことを放送。

先週警視庁が立ち入り調査を行なったことを伝え、司会の谷原章介さんは料金表にない高額サービスの存在に懸念を示しました。


■警視庁が約200店に立ち入り

高額な売掛金をめぐるトラブルが問題となっている新宿歌舞伎町のホストクラブ。先週金曜日に警視庁は約200店舗に立ち入り調査を実施。

今回立ち入ったホストクラブの75%の店舗で、シャンパンタワーや高額ボトルなどの値段がメニュー表に書かれていないなどの「料金表示義務違反」があったとのことです。

この問題を受け、昨日新宿区などが歌舞伎町で悪質なホストクラブの被害防止を呼びかけました。


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■行政機関や支援団体に相談を推奨

ホストクラブでは、女性が高額な料金を請求され、支払いのために風俗店勤務や売春を強要される被害が相次いでいます。

新宿区長は今回のキャンペーンを通じて、「本人が抱え込んでいる債務について行政機関や支援団体に相談する」ように訴えています。

さらに自らも歌舞伎町に立ち「歌舞伎町の危うさと安全なところの区別がつかない方には、歌舞伎町に来ないでいただきたいと思います」と、演説をしていました。


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■ホストクラブ側も歩み寄りの姿勢

悪質ホストが社会問題になったことで、ホストクラブ側も代表者が新宿区との会合に出席。売掛金を廃止する案などを出し、改善に取り組む姿勢を見せていました。

ホストクラブの売掛金とはいわゆる「ツケ払い」のことで、新宿区長とホストクラブ運営の13グループの代表らが話し合いを行ない、「来年より段階的に調整し、1月度70%、2月ど80%、3月度90%。4月度100%として売掛をなくす方針を採用していきたいと思います」と発表しています。


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■谷原、寿司店に例えて疑問視

谷原さんは、「ホストの業界団体の方々も『自分たちで改善していくんだ』っていう意志は見せてくださっていますけれども、例えば料金表のないお寿司屋さんだって、数万円が数百万になることってないじゃないですか」と発言。

寿司店を例に出して問題点を指摘しており、「あらためでそこらへんから徹底していただきたいし、氷山の一角だと思うので、行政のバックアップを得てどんどん改善していただきたいです」と改革に期待を寄せています。

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(文/fumumu編集部・星子

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