林修先生、10年前の“流行語”にイラッ 「特にこの時期」「僕に聞かないで」

林修先生といえば流行語大賞にもなった「今でしょ」が有名ですが、10年経った今でも困ることがあるそう。

林修

17日放送の『楽しく世相を詠む 川柳9会』(テレビ朝日系)に、現代文講師でタレントの林修先生が出演。

自身の流行語“今でしょ”で困ったことが起きていることを明かしました。


■「倍返し」される林先生

9名の芸能人がお題にそって今年の世相を表した川柳を詠み、互いに点数を付け合う「川柳9会」。 持ち点は1人3点で、芸能人の点数と川柳作家・やすみりえ先生の点数を合計した点数を競います。

1つ目のお題は「夫婦」。今回の出演者は全員既婚者であるため、夫婦にまつわるあれこれを川柳にします。 林先生が詠んだのは「うっかりと 妻に反論 倍返し」という句。

「この句を詠む15分ぐらい前に起きたことを作品化しました」とのことで、林先生が妻に反論しても倍の反論が返ってくる様子を、2013年の「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれた「倍返し」を使って表現しています。


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■専門家の評価は…

林先生の句に対し、お笑いコンビ・さまぁ~ずの三村マサカズさんは3点と高評価。「俺は本当に身につまされるというか。反論なんかしちゃいけないんだよ」と、とても共感したと言います。

ところが、専門家のやすみ先生は1点と低評価。実体験を詠んだことは評価できるものの「倍返し」は10年前の流行語のため、2023年の句にそぐわないため、低評価になってしまったそう。


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■もはや昭和レトロ

2つ目のお題は「2023年腹が立ったこと」。 林先生は「いつやるか いちいち僕に 聞かないで」という句を詠みます。

「もう10年経ってるんですよ。なのに、まだこれで」と林先生。「倍返し」と同じ2013年に林先生の「今でしょ」も流行語大賞に選出。あれから10年も経っているにもかかわらず、未だに生徒たちが「今でしょ」を言わせようとしてくるのだそうです。

林先生によると「特にこの時期ですよ。『先生、僕、受験勉強いつからやればいいですか?』っていうね」と、受験勉強が活発化してくる今の季節に言われることが多いのだとか。

今の10代の受験生からすれば、2013年の「今でしょ!」は遠い昔のこと。爆笑問題の太田光さんは「逆に新しいのかもしれないね」と言い、田中裕二さんも「昭和レトロみたいな」とイジり、笑いを誘います。


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■「『もう遅いよ』と言ってあげてください」

この林先生の句に対し、やすみ先生はまたもや1点と低評価。やはり2023年というお題とのつながりを考えると、「今でしょ」は10年前のため今年の句とは捉えづらいと言います。

そこで、「いつやるか 今年も聞かれ 答えてる」のようにするとより良くなるとアドバイスしていました。

放送終了後、ネット上では「でも、流行語大賞を獲ると一発屋で終わるっていうジンクスがある中で林先生は凄いよね。普通に今も馴染んでるもん」「林先生、あれから10年経ってるのに生徒から『受験勉強いつやればいいですか』聞かれるらしくてレトロいじり言われてて草」「『もう遅いよ』と言ってあげてください」との声が上がりました。

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(文/fumumu編集部・大島 あひる

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