小倉優子、「あるコメント」を見てインスタ投稿を削除 およそ1割のユーザーも経験
小倉優子さんは、ある理由から海外旅行へ行った際のSNS投稿を削除。決して少なくないユーザーも経験しているようです。
SNS上では、ときに心無いコメントに傷ついてしまうことも。以前タレントの小倉優子さんも、自身のSNS投稿を削除した理由について明かし、話題になったことがありました。
■海外旅行の投稿に「どうなってるの?」
現在3人の子供を育てるシングルマザーの小倉さんは、今年4月から大学へも通い、多忙な毎日。
そんな忙しい合間を縫って、同い年の子供を持つシングルマザーの知人を尋ねて、長男とカナダへ行った際、長男とカヌーやサイクリングを楽しむ様子をインスタグラムに投稿しました。
すると、そこに「大学とかもあるのに『どうなってるの?』みたいなコメント」が書き込まれ、小倉さんは「よくなかったのかな…」と投稿を削除。このことを、7月に更新したYouTubeの動画内で明かしました。
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■母子家庭になり「常にジャッジされている」
こうした状況に、小倉さんは「シングルマザーになってから、常にジャッジをされながら生きているような気持ち」でいるとも吐露。加えて、親の都合で子供たちを振り回してしまったという自責の念もあり、自分が“幸せ”であることを発信することにうしろめたさも感じているそう。
著名人のシングルマザーとして、「子育てもそうだし、常に誰かにジャッジをされているような気持ちがずっとある」と、生きづらさを明かしました。
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■およそ1割のSNSユーザーが経験
ちなみに、fumumu編集部が全国の10代~60代のSNSユーザーの男女676名を対象に「投稿を削除した経験」について意識調査を行なったところ、全体で15.2%のユーザーが「心無いコメントを書かれ、投稿を削除した経験がある」と回答。
男女別に見ると、女性14.1%に対して男性は16.4%と男性のほうが高い割合に。
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■身内からのショックな言葉
編集部が話を聞いたシングルマザーの会社員の女性(30代)も、「親戚から心無いことを言われ、投稿を削除した経験がある」といいます。
「離婚してまだ就職が決まっていなかったとき、何年も前に友達と遊んでいたときの写真を『懐かしい~!』と文章を添えて投稿しただけです。そうしたら、ある親戚から『いま遊んでいる場合じゃないだろう』とうちの親に電話が(笑)どう見ても昔の写真なのに…」。
「当時は、子供が寝ている間に死物狂いで請けた仕事をこなし、お産で欠けた前歯の治療さえも後回しにして、今の仕事に就くために自分なりに頑張っていたつもりです。心配してくれたのかもしれませんが、その親戚はブロック。それ以来疎遠になりました」と話していました。
SNS上にアップされているものは、その人のほんの一部分に過ぎず、それが全てではありません。誹謗中傷はもってのほかですが、少し想像力を膨らませて、衝動的に書き込む前に、一呼吸おいて考えてほしいものです。
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■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)