ナイツ塙、バイク事故で生死を彷徨った過去明かす 「普通の人だったら即死してる」
ナイツ・塙宣之さんは、コンビ結成直後に生死の境を彷徨う大事故に遭遇。足切断の可能性もあると言われ…。
12日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン！』（テレビ朝日系）に、お笑いコンビ・ナイツナイツ（塙宣之さん、土屋伸之さん）が出演。
コンビ結成時、塙さんが生死を彷徨うほどの大事故に遭っていたことを明かしました。
■大事故で危険な状態に
今週は「誰もが知る漫才師《ナイツ》の意外と知らないヒストリーSP！」と題し、ナイツの今に至るまでの知られざるエピソードを深堀りしていきます。
東京の大学で塙さんと土屋さんが出会い、結成されたナイツ。 しかし、コンビが結成された矢先、塙さんがバイクで車と衝突する大事故に遭ってしまいます。
番組では、塙さんの兄でお笑い芸人のはなわさんにもインタビューを実施。当時の事故を振り返り、はなわさんは「弟の交通事故が、我が家にとって最大の大事件でした」と言います。 はなわさんによると「後々警察の方に聞いたんですけど、普通の人だったら即死してるぐらいの大事故だったんです」とのこと。
「もちろん、お笑いなんていうものは絶対やめて、普通に生活できるかどうかも分からない状況だった」と、弟の塙さんがかなり危険な状態だったことを明かします。
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■大腿骨を複雑骨折
事故により大腿骨を複雑骨折してしまった塙さん。「（足が）壊死してきちゃってだんだん。それが全身にまわると死んじゃうんで」と、一刻を争う状態だったそうで、医師からは太ももから下の切断を覚悟するよう言われたと明かします。
塙さんが危険な状態となり、コンビを組んだばかりの土屋さんは、当時を振り返り「せっかく決まった就職先が倒産したような絶望感」とコメント。
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■兄はなわ、土屋の言葉に感謝
結果、一命をとりとめ足の切断は免れたものの、治すのに1年以上かかってしまった塙さん。 土屋さんも何度かお見舞いに行ったそうですが、そこで兄のなわさんから「弟がこんな感じだから、土屋くんも諦めて自分の人生歩んだほうがいいよ」とアドバイスされたことを明かします。
しかし、絶対に漫才を諦めたくなかった土屋さんは「絶対僕は塙さんと漫才続けるんで、安心して下さい」と告げたそう。 土屋さんの言葉を振り返り、はなわさんは「その言葉があるので、（ナイツを）めちゃくちゃ応援してるってのはありますね」「ホント感謝してる」と、感謝の気持ちを明かしました。
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■「絆の深さがわかるイイ話」
塙さんが事故に遭った当時は、まだナイツを結成して事務所と仮契約を結んだばかりだったそう。 塙さんが入院している間、土屋さんは事務所の方針で栃木県・那須高原りんどう湖ファミリー牧場のビンゴ大会の司会を、1日5ステージやらされることに。
これは、塙さんに比べて土屋さんは人前に出た経験が少ないため、芸人としてのスキルを鍛えるためにやらされたそうです。
放送終了後、ネット上では「交通事故での足の骨折が治るのを待って再始動したという点で、ナイツはお笑い界のフリッパーズ・ギター」「兄はなわさんと弟塙さんの兄弟話から始まり、塙さんと土屋さんの出会い、漫才になるまでの流れ、そして大事故を乗り越えコンビでプロとしての活動へ…絆の深さがわかるイイ話」「サルゴリラもそうだけど事故で生死を彷徨う芸人さん多いな」との声が上がりました。
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（文／fumumu編集部・大島 あひる）