「緊急避妊薬」試験的に薬局販売を開始 “値段”や“実施店舗の少なさ”に波紋広がる

本日より、「緊急避妊薬」が、全国145店舗の薬局で試験的な販売を開始。値段や販売店舗数にさまざまな意見が上がっています。

女性と避妊薬

本日(11月28日)より、望まない妊娠を防ぐための「緊急避妊薬」が、全国145店舗の薬局で試験的な販売を開始。

これを受け、SNS上では、値段や実施店舗の少なさに波紋広がっています。



■7000円から9000円程度で販売

「緊急避妊薬」は、性行為から72時間以内に服用することで妊娠を8割程度防ぐとされるもので、国内で手に入れるためには医師の処方箋が必要です。この「緊急避妊薬」について、厚労省から調査事業を委託された日本薬剤師会は、本日より全国145店舗の薬局で処方箋なしでの販売を始めます。

購入できるのは調査研究への参加に同意した16歳以上の人で、販売価格は7000円から9000円程度。調査は来年3月まで行われる予定で、厚労省はその結果などを踏まえ、薬局での販売について検討することにしています。



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■「値段高すぎ」「妥当」とさまざまな意見

7000円から9000円程度という販売価格についてネットでは「思ったより高かった」「願わくば、もう少し安くなって欲しい…」「望まない妊娠をする可能性の高い年代って若年層じゃないのかね 値段高すぎて容易に買えないでしょ」との声が。

一方で「低価格で手軽に服用できるようになっちゃうことの弊害も大きい」「濫用を避けるにはこれくらいの値段はいたしかたない」「アフターピルが8000円から15000円位だから妥当」といった意見も上がっています。



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■「たった145店舗ですか?」「少ない」との声

また、販売箇所が限られていることについては「全国でたった145店舗ですか?」「少ないな」「145店舗じゃあ県内に1〜3ヶ所しかないからたまたま近隣に住んでて調べてないと無理」という意見が。

そして実際に店舗を調べた人からは「兵庫県3件あるけど全部神戸ですね。豊岡、姫路、神戸くらいで分散してくれりゃいいのに」「神奈川県内が川崎3店藤沢3店はいくら処方箋なしとはいえひどすぎないか?」という不満の声がつぶやかれています。

販売店舗の一覧はコチラから確認できます。



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■執筆者プロフィール

丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ

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