宮根誠司、KANさんの訃報を受けて追悼コメント 「とても優しい人で…」
ダブルミリオンセラーとなった『愛は勝つ』でも知られる歌手のKANさんが亡くなり宮根誠司さんが哀悼の意を表明。
17日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、『愛は勝つ』を大ヒットさせたミュージシャン・KANさんが死去したことを報道
司会の宮根誠司さんは「世代を超えた名曲だった」とダブルミリオンセラーとなった同曲を振り返り、追悼の言葉を寄せています。
■『愛は勝つ』で知られるKANさん死去
『愛は勝つ』で知られるKANさんが、今月の12日に亡くなっていたことが分かりました。61歳でした。
KANさんは今年の3月に、日本で数十例ほどしか症例がないという「メッケル憩室がん」と診断されたことを公表していました。
3月以降は演奏活動を休止して療養生活を送っており、「皆様に楽観していただけることがきっと大きなエネルギーになる」と、闘病について明るく前向きな姿勢を見せていました。
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■10月にはラジオ番組で元気な声
KANさんは今年の10月に、レギュラーのラジオ番組にて新コーナー立ち上げを発表し、元気な声でファンを安堵させていました。
しかし本日、所属事務所から「かねてより病気療養中のところ、令和5年11月12日午後6時29分に永眠いたしました。 享年61歳。ここに生前のご厚誼を深謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」というメッセージが公表されました。
さらに公式サイトでは、「入退院を繰り返しながら活動再開に向けて治療に励んでいた10月には、留学したこともある想い出の地フランス・パリを訪れ、最後まで復帰への想いは途切れることはありませんでした」という文言も記されています。
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■宮根誠司「とても優しい人でね」
宮根さんは、「私は本当に…局アナ時代に『愛は勝つ』を歌っているときにご一緒したんですけど、とても優しい人でね」と故人の人柄を振り返っています。
さらに、「『愛は勝つ』は東日本大震災の復興プロジェクトの歌でもあったんですけれども、今の若い方もよくご存じなのはコロナ禍の時、よくかかっていたんですよね」「いろんなところでかかっていて。みなさんが不安に思っているときに響いたんですね」と、世代を超えた名曲を称えています。
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■励ましてもらえる「歴史に残る名曲」
宮根さんは、「自分がくじけそうになった時に励ましてもらえる、歴史に残る名曲ですよね。それにしても61歳というのは…同年代ということもありショックですし…」と悲しみを表明。
今年になって相次いだ歌手・アーティストの訃報に寂しさをにじませながら、「KANさんは素晴らしい歌を残してくださいました。本当にありがとうございました、お悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表しています。
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(文/fumumu編集部・星子)