『ハンターハンター』どこまで考えて描きはじめた? 冨樫義博氏の回答に「鳥肌止まらない」

『イワクラと吉住の番組』では、人気漫画『HUNTER×HUNTER』を特集。作者の冨樫義博先生が知られざる制作秘話を明かして…。

HUNTER×HUNTER
14日放送の『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)では、人気漫画『HUNTER×HUNTER』を特集。

作者である漫画家・冨樫義博先生が、ストーリーをどこまで考えて描きはじめたのかが明かされる場面がありました。


■手紙で冨樫先生へ質問

同放送では、お笑いタレント・トンツカタンの森本晋太郎さんを招いて行う企画「拝啓、中の人」を実施。MCやゲストが愛してやまないモノの“中の人”に向けて手紙を書き、その返事を紹介していきます。

今回は、元櫻坂46の関有美子さんが「人生のバイブル」と言うほど大好きな同誌の作者・冨樫先生へ送った手紙と、それに対する冨樫先生の返事を公開しました。


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■最初の3話分を考えて描きはじめた

関さんの「『HUNTER×HUNTER』は、物語をどこまで考えて描きはじめたんですか?」という質問に対し、冨樫先生は「最初の3話分です」と回答。このまさかの答えに、初っ端からスタジオには「えっ!?」とどよめきが走ります。

そして冨樫先生は「『ハンターという職業にスポットを当てた異世界の物語』という大まかな設定ができた時点で、いくらでも続けられるという手応えがありました。そこで連載の目標を『できる限り長く続けること』とし、ハンター試験に主人公が挑むところからはじめようと思いました」と明かしました。


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■「状況を自分自身も楽しみたい」

また、連載スタート時に決まっていたことは、3話分のネームと主人公・ゴンが試験に落ちて場面が1〜数年先まで飛ぶところまでだそうで、その間の試験内容は「何が起きるか分からない状況を自分自身も楽しみたいので、直前まで決まっていません」とのこと。

しかし、結局ゴンが試験に落ちるという案は、担当と話し合って没になったため、作中に採用されたという条件を付与すると、質問の答えは「最初の3話分」ということになるのだとか。

続きを読む ■「多分その週は原稿を落とした記憶」

HUNTER×HUNTER 1巻

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