否定する人もいる一方で…　約6割から理解されている「推し」への一途な想い

「あるアイドルのことが本気で好きな友達が、身近にいる男性から言い寄られていたんです。話を聞く限りはとてもいい人なので、その人と『付き合えばいいのに』と私は何度も言っていました。

しかし友達は推しのことが好きなので、その男性と付き合えないと判断したんです。友達が言うには、『いい人なのはわかるけれど推しが好きなので、中途半端な気持ちで付き合えない』そうで…。

私はもったいないと思いましたが、友達自身が選んだ結果ですからね」（20代・女性）

「私はよく知らない男性アイドルのことを、会社の後輩が推しています。その気持ちはかなり本気のようで、地方遠征もできる限り行くようにしているみたいです。

ただ給料もそれほどもらっているわけではないので、何度も遠征に行くのは大変なことは私でも理解できます。それでも後輩は推しに会うために、食事を質素にするなどの節約をしてがんばっているんです。

大変そうな気もしますが、そこまで好きになれるものがあるのがうらやましい気もしています」（20代・女性）

「アニメ好きの友達がいるのですが、とある作品のキャラクターに本気で恋をしています。私自身はアニメにまったく興味がないために、二次元のキャラを好きになる気持ちがまったくわからなかったんです。

ただ友達から魅力を熱く語られているうちに、そのような世界もあるんだと受け入れるようになってきました。

とにかく推しの話をしているとき友達が楽しそうなので、聞いているだけでこちらも笑顔になってきます」（20代・女性）