都会に馴染もうとする人もいるなかで…　約5割が「方言を使う人」に抱く印象

「大阪出身だと聞いていた職場の先輩ですが、これまで会話の中であまり関西弁を聞くことがなかったんです。しかし先輩が休みを利用して帰省して帰ってくると、会話に関西弁が混ざるようになっていました。

本人も気づいているようで、『家族とずっと関西弁で話していたせいで、取れなくなった』と言っていてかわいいと思ったんです。私としては、ずっと関西弁で話していてほしいと思いましたね。

ただ残念ながら、しばらくするとすっかりと関西弁は抜けていて…」（20代・女性）

「会社の同期の方言がすごくて、よく周囲の人からいじられています。しかし同期のしゃべり方を聞いた地元の友達からは、『都会に染まった』と言われるようで…。

私たちからすれば方言が強いと感じる言葉でさえも、地元の人からすれば違和感を感じてしまうんですね。その話を聞いたときに、少しずつ都会に慣れていっている同期がかわいく思えました。

ただこれ以上は、方言が薄まらないようにしてほしいとも思っています」（20代・女性）

「彼氏と一緒にいるときに、『母親から電話がかかってきた』と言ってきました。そして彼氏が電話に出ると、方言を丸出しで話していて…。普段はずっと、標準語を話していたのでびっくりしました。

電話を切った彼氏は私に方言を聞かれたからか、気まずそうな表情をしていました。私が笑顔で『方言がかわいかった』と言うと、少し怒っていたのがさらにかわいく思ったんです。

できることなら、普段でも方言で話してほしいと思ったのですが…」（20代・女性）