『もののけ姫』シシ神の森のモデルは「あの場所」だった… ジブリパーク新エリアも期待

ジブリパーク内に「もののけの里」がオープン! 訪れる前に知っておきたい、モデルとなった場所や主要キャラクターにまつわる裏話。

もののけ姫
(画像はスタジオジブリ公式サイトより)

スタジオジブリ作品の世界観を表現した、愛知県長久手市の「スタジオジブリパーク」内に、新エリア「もののけの里」が11月1日にオープンします。

これにちなんで、過去にスタジオジブリ公式SNSが紹介した『もののけ姫』の舞台の一つ“シシ神の森”にまつわる裏話をご紹介。

【画像】スタジオジブリ公式による『もののけ姫』の解説


■中国地方をイメージ、内部は屋久島

村を襲ったタタリ神に死の呪いをかけられてしまった主人公・アシタカが、呪いを断つため西へと旅立ち、やがてたどり着くのが、“シシ神の森”と呼ばれる深い森。

このモデルとなった場所について、2021年8月に同作が『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で放送された際、スタジオジブリの公式X(旧・ツイッター)は、シシ神の森について「中国地方をイメージしていますが、場所は特定していません。なお、シシ神の森の内部の様子は、屋久島をモデルにしています」とコメントし、話題になりました。


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■シシ神は「奈良公園の鹿」?

もののけ姫
(画像はスタジオジブリ公式サイトより)

ちなみに、同アカウントはシシ神のモデルについても言及しています。

一般ユーザーからの質問に答えるかたちで、「シシ神についてですが、その姿は宮崎監督が奈良公園で見た鹿が発想のきっかけになっています」と明かし、実際に「1994年秋にスタジオジブリは社員旅行で奈良に行っており、その時に見た印象から生まれました」と解説。

神秘的で、ちょっぴり怖いと感じる人もいるシシ神が、まさか奈良公園の鹿がヒントになっていたことに、当時「シシ神様、奈良県出身だったんかい!」「奈良県民としてこれは嬉しい!」と、驚く声が相次ぎました。


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■モロと乙事主は超年の差カップル?

そんなシシ神の森で暮らす犬神・モロについても、こんな裏設定が。

作中のセリフの節々から、鎮西の乙事主とは旧知の仲であることがうかがえ、同アカウントは「(馴れ初めについて)詳しくはわかりませんが、宮崎さんはアフレコ時に、美輪明宏さんに色々説明する中で、モロと乙事主は昔いい仲だったが100年前に別れたと思って演じてほしい……と話していたそうです」と解説。

さらに、モロの年齢は「300歳という設定です。ちなみに乙事主は500歳です。(年の差カップル……)」とも明かされ、こちらにも驚く声が。

こうした作品の細やかな設定を改めて知った上で「もののけの里」を訪れると、より一層感慨深いものがあるかもしれませんね。

続きを読む ■スタジオジブリ公式による解説

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