宮根誠司、財津一郎さんを追悼 「とてつもないことをやってらっしゃった…」

「タケモトピアノ」のCMでも知られるコメディアン・俳優の財津一郎さんが慢性心不全で死去していたことが判明。

宮根誠司

19日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、俳優の財津一郎さんの訃報を報道。

司会の宮根誠司さんは故人の生前の多才な活躍を振り返りつつ、追悼の言葉をのべています。



■財津一郎さんが14日に死去

「タケモトピアノ」のCMでも知られ、コメディアン・俳優としても活躍する財津一郎さんが死去していたことが、19日に分かりました。

財津さんは心臓に持病があり死因は慢性心不全。14日に逝去し、18日に通夜、19日に告別式が執り行なわれたそうです。

番組では2020年2月に財津さんは最愛の妻と死別したことにも触れ、夫婦でともにゴルフをしていた生前の様子も振り返っています。



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■昭和のテレビ業界の仰天逸話

宮根さんは、財津さんが出演していた『てなもんや三度笠』について、「生放送なんでアドリブでのびていくとCM中にプロデューサーが台本を破るんですって、ここカットって」と昭和の衝撃エピソードを紹介。

急遽変わる台本に臨機応変に対応していた財津さんに対し、「カメラマンも対応しなきゃいけないし、テレビで演じる白木さん藤田さん財津さんもとばして次に行くっていう、毎週とてつもないことをやってらっしゃった」と称賛しています。



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■赤ちゃんが泣き止む都市伝説も

さらに宮根さんは、「やっぱりコメディアンで吉本新喜劇にもいらっしゃいましたけど、我々世代もそうですし、若い方なんかは『俳優』ですよね。『金八先生』なんかで先生役で出てらっしゃった」と、俳優としての活躍についても言及。

財津さんが「ピアノ売ってチョーダーイ!」と呼びかける「タケモトピアノ」のCMは1997年に放映を開始し現在も続いており、老若男女に愛されるコンテンツ。

同CMに対し、宮根さんは「あれを聞くと赤ちゃんが泣き止むなんていう『探偵ナイトスクープ』で検証なんかしていまして。みなさんご存知かと思うんですけど」と、財津さんを巡る都市伝説にも紹介しています。



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■「お姿と声が耳に残っていると」と追悼

10年ほど前から芸能活動を急死していた財津さんですが、7月まではゴルフなどを楽しんでおり、9月に体調を崩したと伝えられています。

宮根さんは在りし日の故人の姿を振り返り、「なんとなくこう、財津さんのお姿と声が耳に残っているという感じですが、長い間楽しませて頂きありがとうございました」と、感謝の言葉を述べています。

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(文/fumumu編集部・星子

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