マツコ、優先席が“シルバーシート”と呼ばれた理由に驚き 「それがこんなに定着?」
現在は優先席ですが、かつては『シルバーシート』と命名されていました。なぜシルバーになったのか、その由来にマツコさんも驚き。
17日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)では、「和製英語の世界」を特集。
かつて、電車の優先席が「シルバーシート」と呼ばれていた由来について紹介され、タレントのマツコ・デラックスさんも驚く一幕がありました。
■じつは「和製英語」の身近な言葉
同日の放送には、北九州市立大学准教授として、和製英語を研究しているアン・クレシーニさんが案内人として出演。
日本人が当たり前に使っている和製英語の例として、「ベビーカー(英語では:ストローラー)」や、「アンチ(英語では:ヘイター)」などが紹介され、アンさんは「英語が分からない日本人にも想像しやすい」など、和製英語の素晴らしさを語ります。
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■考えてみると不思議な「シルバー」
そのなかで、アンさんがとくに面白いと思う和製英語として「シルバー」を挙げると、マツコさんは「これ、私もじつは『なんで?』って思ってるのよ」と前のめりに。
マツコさんは「多分最初はシルバーシートからだよね? 今はもう使われてないけど、昔は優先席のことを『シルバーシート』って言ってたのよ。国鉄が」と推測。
マツコさんは改めて「あれなんでシルバーにしたの? 白髪?」と疑問を呈します。
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■「座席の生地の色」がシルバーの由来?
するとアンさんは、「説はありますよ! JR東海の顧問が優先席を作りたかったけれど、時間と予算が足りず、新幹線こだまの座席の余った生地を使っていた。それが『シルバーグレー』という色だった」ことが、由来の1つとされていると説明。
シルバーシートは、高齢者や体の不自由な人のための優先席として、1973年に国鉄が命名。通常座席と違う色にする際、余っていた生地が銀色のみで、当時は「いぶし銀」など年の功を表す言葉に着目し命名されたとも言われています。
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■マツコ「それがこんなに定着!?」と驚き
これにマツコさんは「シートの色なの!? 確かに、昔の新幹線シルバーと青の組み合わせだったのよ。それがこんなに定着しちゃったの?」と驚き。
現在、高齢者を表す言葉として「シルバー◯◯」と言われている由来として、アンさんは「もう1つが白髪で、白髪とシルバーって発音も似ているじゃない? 面白いなと思ったけど」とも解説していました。
この「シルバー」については、視聴者からも「シルバーシートの由来説が面白いなぁ」「和製英語で高齢者を『シルバー』で表現するの、結構外国人に好評だって聞いたことがある」「シルバーってシニアからきてんのかと思ってた」といったコメントがつぶやかれ、反響を呼んでいます。
『マツコの知らない世界』は10月24日までTVerで視聴可能
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■執筆者プロフィール
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)