アルピー平子、“ジャニ問題”でメディアの対応に苦言 「仕事減るだろうけど構わねぇわ」
アルコ&ピース・平子祐希さんが、ジャニーズ会見から感じたテレビ業界の現状について苦言を呈しました。
9日放送の『おとなりさん』(文化放送)にて、お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希さんが、ジャニーズ事務所を巡る一連の問題に対する、メディアの態度に苦言を呈しました。
■“テレビ作ってますよ感”は古い!
先日、喫茶店で執筆の仕事をしていたところ、派手なシャツにサングラスを頭に乗せた中年男性と、若い男性の2人組の客が入ってきたそう。中年男性はやたらと大きな声で仕事のノウハウを語り、テレビ業界の人間だというのが平子さんから見ても一目瞭然。
その様子に平子さんは、「若いADさんにテレビのいろはを教えるんじゃなくて、テレビ用語を大声で言うことで、『テレビ作ってますよ』感をアピールして…古い!」と感じたと言います。
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■ロケで「何で俺が言わなきゃいけないの」
「そんな羨望の眼差しで今どき見られないから、メディア関連なんて」と口にした平子さんは、外ロケでの撮影クルーの在りかたにも言及。
最近では、商店街などでロケを行う際、通行人の邪魔にならないよう、なるべく配慮する傾向にはあるものの、「たまにいるのよ。横いっぱいになんで広がるかね?」とモヤッとしてしまうこともあるそう。スタッフが何も動かない場合には、平子さんが「左寄りましょう」などと誘導することもあり、「何で俺が言わなきゃいけないの」と吐露。
「どっかで残党がいる。『テレビかっこいいっしょ』『偉いっしょ』族が」と揶揄した平子さんは、「マスメディア全般に言えること」として、「それこそジャニーズの会見だってそう」と、ジャニーズ事務所の性加害問題を巡るメディアの対応についても言及。
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■ジャニーズ会見での記者陣に苦言
平子さんは、2日に開かれたジャニーズ事務所の会見について「記者陣が急に問い詰める、追い詰めるの。どんだけ恥知らずなの」「あなた達の立ち位置、あそこ(ジャニーズ事務所)と膝突き合わせて『今後どうしましょうか?』て話し合う目線じゃないの? 怖くない? まだあれなの?」「手のひら返しすぎて、スクリューで海渡れるんじゃないの?」と、記者陣の対応に苦言。
さらに平子さんは「一回こういう機会だから、地ならししてほしい」「一回本当に平地にしたほうがいい」とも持論を展開します。
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■「正論言うと減る」と皮肉も
今回、自身が発言したことについて「俺も仕事減るだろうけど、今もだけどロケの仕事3つぐらい減ったんだろうけど、構わねぇわ」と覚悟も口にした平子さん。「正論言うと減るんだろ。今の体制だと」と、テレビ業界の現状を皮肉も混じえて明かしました。
平子さんのこの発言にはリスナーからも「祝日の早朝からテレビ業界の闇を切ったなぁ」「平子さん、朝から優しい口調で吠えました」「平子いいぞー。ほんと、どの口で言ってるんだか…」などの声があがっています。
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(文/fumumu編集部・宮崎 みやび)