浜崎あゆみ、子供に対するネットの声に反論 「なんでそんな真剣に…」

浜崎あゆみさんがSNSに息子の靴を載せたところ、心無いコメントが寄せられたことを明かしました。

浜崎あゆみ

5日、『NHK MUSIC SPECIAL』(NHK)に、歌手の浜崎あゆみさんが出演。

2児の母親である浜崎さんが、自身の子供をめぐるネット上の声に対し、意見する場面がありました。



■8年ぶりのロングインタビューが実現

浜崎さんはデビューから25周年を迎え、番組では8年ぶりとなるテレビでのロングインタビューを実施。知られざる苦悩や葛藤が語られました。

2019年には、事実をもとにしたフィクション小説『M 愛すべきひとがいて』(小松成美、幻冬舎)が刊行。浜崎さんと、プロデューサーだった松浦勝人さんとの恋愛が描かれたもので、ドラマ化もされ大きな話題に。

浜崎さんの楽曲とともに青春時代を過ごした世代は、同作を読んで、当時歌詞で歌われていた意味の答え合わせをすることにもつながりました。



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■ヒット曲『SEASONS』MVの喪服の意味は…

小説内で、松浦さんと恋愛していたと思しき2000年に発売された『SEASONS』では、MVで喪服を思わせる衣装で浜崎さんが歌唱するシーンが。

浜崎さんのデビュー当時からファンだという社会学者の古市憲寿さんは、中学生当時に『SEASONS』のMVを見て「なんか、すごく悲しいことがあったんだ。もしかしたら、誰か親しい人が亡くなったのかな」と想像を巡らせていたそう。

ところが、『M 愛すべきひとがいて』を読み「そうか、ただの失恋だったんだっていう」と、答え合わせをしたことを明かします。



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■歌姫が“SNS社会”に思うこと

自身のことを世間がどう思うかについて、浜崎さんは「なんでもそうですけど、私の本当のことなんて、誰も知らないから。思いたいように思ってもらえれば」と語ります。

昨年発表した『Nonfiction』は、SNS社会を生きる現代人に問いかけるメッセージソングで、浜崎さん自身、SNSで疑問に思ったことがあったそう。

SNSに息子の靴の写真を載せた際、ネット上では「妊娠していた時期と、靴のサイズが合っていない」などと指摘され、「(浜崎さんの)子供がじつは存在していない」とまで言われてしまう始末。

これに浜崎さんは、「なんでそんな真剣に討論するのかなって」と疑問を持ち、「なんでこんなに全ての中心が、この小さなタブレット上のたった一枚の写真になってしまったんだろうって。そうじゃないよねって」と、SNSのあり方について問いかけました。



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■「本当のことは私にしかわからない」にファン感銘

現代のSNSのあり方と、そこに生きる人々への強いメッセージソング『Nonfiction』は、NHKの101スタジオをフルに使ったパフォーマンスも披露されました。

放送終了後、ネット上では「たくさんたくさんあるけど、『本当のことは私にしかわからない』がぐっときた」「めっちゃ良かった!学生時代がバァーっと蘇る。本当に青春。。大人になってからの色々な事もだけど…本当あゆ大好き!」「あゆの歌声とメッセージがとっても心に響く、番組でした!」との声が上がっています。

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(文/fumumu編集部・大島 あひる

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