宮根誠司、“頂き女子りりちゃん”の巧妙な手口を分析 「お金以上に承認欲求を…」

マッチングアプリで出会った男性から、総額2億円強をだまし取った疑いで逮捕された「頂き女子りりちゃん」の手口とは。

宮根誠司

27日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、「頂き女子りりちゃん」の名で知られる女が詐欺容疑で逮捕されたことを報道。

お金をだまし取るにとどまらず「男性から金銭的な援助を受けるマニュアル」を販売していた彼女に対し、司会を務める宮根誠司さんは「承認欲求の強さ」を指摘しました。


■男性から総額2億円強をだまし取った25歳

マッチングアプリで出会った男性から、総額2億円強をだまし取ったとされる25歳の容疑者は、SNSで「頂き女子りりちゃん」と名乗っており、パパ活をする女子の間でインフルエンサー的な存在。

今年5月には「借金を払わなければ体を売らなければならない」などと嘘を言い、50歳代の男性から金銭を受け取ったことも報じられています。

金をだまし取ることを「頂く」と呼び、SNSなどで積極的に「顔出し」もしていた容疑者。ターゲットの男性を「おぢ」、金を払わせる手順を「魔法」と呼んでいた彼女は、「その気にさせるテクニック」をネットで販売し、1万円~3万円で約1,000冊売り上げていたとの報道も。


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■「自分の居場所がなくなる」恐怖感も

お金を出させるためのマニュアルはよく練られており、「困窮していることは小出しに伝えつつ自分からお金を要求せず自主的にお金を出させるテクニック」についてイラストを交えて解説しています。

その手口は「パパ活界隈」で広がりを見せており、600人を越えるライングループは「相談所」のような役割も。

容疑者を撮影したことがある女性カメラマンは「ホストにハマっていた」ことも明かし、「貯金はない、その日暮らし」だったと証言。

容疑者の「お金を使わない自分になることは自分の居場所がなくなることと同義なので、自殺するのと変わらない」という心境も代弁しています。


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■「伝えるセオリー」を熟知した犯行手口

記者・キャスターの小西美穂さんは、容疑者の犯行は悪質としながらも、「(マニュアルの)流れは私もコミニケーションの授業をやりますけど構成通りなんですよ」「最初に結論をちょっと言って、理由をちょっとのべてから、具体例を示すんですね、最後に落ちで結論に戻るっている」と、伝えるセオリーを熟知していると指摘。

宮根さんは「容疑者自身が考えていたら、悪いことはしていますよ。悪いことはしていますけど、ある意味こういう才能はあるんですよね。これをいいことに活かせばよかったのにって思っちゃうんですけど」と、考察しています。


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■宮根「承認欲求を渇望していた」と分析

さらに宮根さんは個人的な意見としつつも、「あとね、彼女、頂き女子をやっていたらまだ捕まっていないかもしれない。それをマニュアルにしているでしょ。マニュアルにして売っている」と、啓蒙活動をしている件にも言及。

そういった経緯を踏まえ、「ホストに使っている、自分の応援しているホストを一番にしたいわけ。自分はお金がないわけでしょ」「容疑者の生い立ちからいうとね、強烈な承認欲求、お金以上に承認欲求を渇望していたんじゃないかと思えてしょうがない」と分析しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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