伊藤沙莉、過酷すぎた映画の撮影シーン明かす 「顔まで…」

伊藤沙莉さんが一人の女性の壮絶な人生を演じた主演映画『獣道』。特に過酷だった撮影について明かしました。

伊藤沙莉

22日、『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(日本テレビ系)に、女優の伊藤沙莉さんが出演。

主演映画で経験した過酷すぎる撮影シーンを振り返りました。


■主演映画でイタリアの映画祭へ

今回は、伊藤さんが6年前に映画祭で訪れたイタリアを再訪。2017年の第19回ウーディネ・ファーイースト映画祭参加作品として、主演映画『獣道』が上映され、伊藤さんも映画祭に招待されていたのです。

初めてイタリアの映画祭に参加した時を振り返り「日本でもまだ声かけられる機会なんて、たまにあるぐらいのことだったのに、外国の方が自分とか作品全体に対して列を作ってるってことが感激でしたね」と振り返りました。


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■過酷だった映画『獣道』

『獣道』は、実話をベースにした青春映画。伊藤さんが演じたのは、狂信的な母親により宗教施設に預けられ、7年間も施設内で過ごさなければならなかった少女の役。宗教団体が摘発された後も、自分の居場所を求めてさまざまな居場所や職を転々とする壮絶な人生を演じ切りました。

「『獣道』はやっぱり、定期的に思い出しますね」という伊藤さんは、「いろんな仕事してると、『あれ乗り越えたんだから』が1個あると、全然違ったりするんですよ」「物語であったりとか、キャラクターの人生とか、そういうところが思いのほか過酷だった」と、これまで出演した中でも特に大変な作品だったようです。

また、それまでは千葉で家族と過ごしていた期間が長かったため「孤独を知るってほどじゃないけど、どっかで味わわないと無理だっただろうなっていう役だったり物語ではありましたね」と、初めて家族と長い間離れて撮影したことも作品に活かされていると語りました。


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■「すごい恐怖なんですね、あれって」

また、『獣道』では伊藤さん演じる主人公の女性が、山に掘った大きな穴の中に寝かされ、上から土をかけられていくシーンも。

伊藤さんは、この時の撮影を回顧し「すごい恐怖なんですね、あれって。(土が)上にかぶさってきた時とかが」と、実際に穴の中で土をかぶせられていたことを告白。スタッフが驚いて「顔まで?」と聞くと、「顔までやりました」と明かしました。


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■『獣道』は「一番大きな転機」

『獣道』という作品は「一つの一番大きな転機ですかね」と伊藤さん。「お芝居をすることに対しての、自分の覚悟の再確認だったりとか、自分お芝居好きなんだっていうこととか」「9歳から(芝居を)やらせていただいてたので、再確認した瞬間ではあったんですね」と、自身の大きなターニングポイントとなった作品であると振り返りました。

放送終了後、ネット上では「伊藤沙莉ちゃんホントに魅力的な人。彼女を見てるだけで笑顔になれる」「伊藤沙莉さんって声が個性的で魅力的」「この子のデビュー作『14ヶ月~妻が子供に還っていく』を観たときから、天才現る! と興奮したのを今でも良く覚えている」との声が上がっています。

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(文/fumumu編集部・大島 あひる

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