街中などで他人に対して、話しかける機会はほとんどないと考える人が多いかもしれません。しかし状況によっては、知らない人に話しかける場面もあるようです。
■約8割、知らない人に話しかけて
fumumu編集部では全国10〜60代の男女999名を対象に、知らない人に話しかけた経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「話しかけた経験はある」と答えた人は、全体で84.1%。
fumumu取材班は女性たちに、知らない人に話しかけた理由について話を聞きました。
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①目の前で転んだ人がいて
「街中を歩いていると、前の人がいきなり転んだんです。突然のことにどうしていいかわからなくなりましたが、さすがに後ろを歩いていたのでこのまま放置しておくわけにはいかないと思って…。
私はその人に、『大丈夫ですか?』と声をかけました。するとその人は恥ずかしそうに、『大丈夫です。ありがとうございます』と答えました。それからその人は、急いでその場を立ち去りました。
きっとかなり痛かったと思うのですが、それよりも恥ずかしい気持ちが勝ったのでしょうね」(20代・女性)
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②道に迷っていそうだったので
「会社の近くを歩いているときに、年配の男性が困っている様子でした。手に手書きの地図を持って、キョロキョロとしています。おそらく、道に迷ってしまったのでしょう。
そのまま放っておくことができずに、私はその男性に声をかけてみたんです。するとやはり道に迷っていたので、一緒に目的地の近くまで案内することにしました。
普段は人見知りなのでこのようなことができないのですが、勇気を出してよかったなと思えた瞬間でしたね」(20代・女性)
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③酔っ払っていたために
「飲み会の帰りに電車に乗ったのですが、酔っ払っていてほとんど記憶がありませんでした。ただ隣に座った人に話しかけていた記憶は、薄っすらとだけ残っていて…。
隣の人は酔っ払いに絡まれて、本当に嫌な思いをしたでしょうね。私も以前に絡まれてうっとうしいと思った経験があるのですが、まさか自分が同じことをやってしまうなんて…。
さすがにそれからは、お酒はほどほどにしています」(20代・女性)
話しかけられて相手が助かる場合もあれば、絡まれて迷惑するパターンもあるようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)