楽しいことがあれば、多くの人は心待ちにするでしょう。しかしあえて楽しいことは先にとっておき、最後に堪能するという人もいるようです。
■約6割、楽しみは先にとっておく
fumumu編集部では全国10〜60代の男女999名を対象に、「楽しみ」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「楽しみは先にとっておくほうだ」と答えた人は、全体で57.5%。
fumumu取材班は女性たちに、楽しみを先にとっておいた体験談について聞きました。
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①好きな食べ物を
「私は好きな食べ物を、最後まで取っておく癖があるんです。口の中を、一番好きな味で終わらせたいのでしょうね。そしてその味の余韻だけで、さらに楽しい気持ちになれるんです。
逆に嫌いな食べ物が出てきたときには、それを最初に食べるようにしています。早く目の前から嫌いな食べ物をなくして、口の中をおいしいもので満たしたいのだと思います」(20代・女性)
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②観たいと思った映画を
「仕事が忙しい時期があったのですが、そこに気になっていた映画が公開されたんです。周囲の人からは『気分転換に観に行ってくれば?』と勧められたのですが、私は行きませんでした。
仕事が落ち着いたときのご褒美として、取っておくことにしたんです。映画の公開期間中には仕事が一段落すると聞いていたので、観逃すことはないと思いましたし…。
仕事が落ち着いてその映画を観たときには、とても達成感を感じましたね」(20代・女性)
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③買い物に行ったときに
「買い物に行ったときにはいつも、お目当てのお店に足を運ぶんです。ただそこで気に入ったものを見つけても、まだ買うことはしません。そこからとりあえず、別のお店を回るんです。
そして最終的にお目当てだったお店に戻って、ようやく気に入った商品を購入するんです。あまり意味がない行為のように思えますが、本当に好きなものを買って買い物を終えたいのでしょう。
ただ友達が一緒のときには無理なので、一人のときにやっています」(20代・女性)
好きなものほど先に楽しみたいという人もいるので、性格によって考え方が違うのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)