台風13号による警報級大雨に警戒も… 約3割が“アレ”を一度も見ていなかった

台風13号が、8日午後に東日本へ上陸する恐れ。大雨への警戒が呼びかけられていますが……。

長靴

日本列島に接近中の台風13号が、8日午後にも東日本に上陸する予報が出ており、大雨や強風・暴風への警戒が呼びかけられています。


■上陸予報で大雨に厳重警戒

日本気象協会によると、台風13号は8日午後に東日本に上陸する見込み。

台風の接近・上陸に伴って大雨による災害発生の危険が急激に高まる可能性もあるとされ、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への警戒が呼びかけられています。

こうした状況を受けて、8日は休校(園)とする自治体も多くあり、SNS上でも「休校」「学校休み」といったキーワードがトレンド入りする事態に。


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■ハザードマップ、見たことある人は約7割

台風接近伴い、改めてハザードマップの確認も呼びかけられていますが、以前fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に行なった調査において、「自宅周辺のハザードマップを見たことがある」と答えた人は、全体で72.2%。

ハザードマップを見たことがある人の割合

日本は“災害大国”とも呼ばれるほど毎年自然災害に見舞われており、多くの人が一度は見たことがあるよう。

しかしその一方で、「一度も見たことがない」人も少なくないことが分かる調査結果となりました。


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■気象庁の『キキクル』が便利

キキクルスクリーンショット

そこで注目を集めているのは、気象庁が運営している『キキクル』というサービスで、今回の台風13号接近に際しても、様々なメディアで紹介されています。

PCやスマートフォンなどで、気象庁の公式ページからアクセスすることができ、いま自分がいる地域を選択すると、発表中の防災情報一覧や、土砂災害、浸水害、洪水害の危険度を見ることができます。

画像は、編集部のある東京都港区の2023年9月8日午前10時過ぎの状況。台風接近時は状況が刻一刻と変わっていくので、こうしたツールはとても便利です。

まだ認知度がそれほど高くない『キキクル』ですが、この機会に一度アクセスしてみても良いかもしれません。


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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年02月10日~2022年02月13日 調査対象:全国10代~60代の男女1,000名 (有効回答数)

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