東山紀之の言葉に当事者の会「当時の話を隠蔽されている」 前副社長に「出てこい」と怒りも

ジュリー氏が登壇し謝罪したことには評価しながらも、新社長・東山紀之の言葉には「すべてを話していない」「なんの解決にもならない」との声。

東山紀之

4日、ジャニーズ事務所(井ノ原快彦さん・東山紀之さん・藤島ジュリー景子前社長が登壇)が記者会見を開きました。

それを受け「ジャニー喜多川性加害問題当事者の会(JSAVA)」が会見を開き、心境を語りました。


■ジュリー氏・東山・井ノ原、4時間にわたる会見

ジャニーズ事務所は、7日14時から記者会見を開き、ジャニー喜多川の性加害を認め、藤島ジュリー景子氏が、5日で代表取締役社長を辞任したこと、東山紀之さんが年内で芸能界を引退し社長に就任することを報告しました。

ジャニーズ事務所側がおよそ4時間に及ぶ会見がつづくなか、「当事者の会」は日本記者クラブで会見をし、それぞれが率直な感想を述べていきました。


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■東山「被害に遭っていない」発言に疑問

8名のメンバーの多くが、藤島ジュリー景子前社長が会見に登壇したこと、ジャニー喜多川の性加害を認め謝罪したこと、被害者への救済について取り組むことを語った部分については、評価を示しました。

一方で新社長として就任し、自身はジャニー喜多川からの性加害はなかったこと、実際にあったとは知らなかったと伝えた東山紀之さんの発言に、ハヤシさんは「あの場で『被害に遭っていない』とか…。すべてを話していない。言えない状況があるんだと思いますが、これではなんの解決にもならないかと思います」「今までなぜ隠蔽されてきたのか、なぜ未だに『噂でしか聞いたことがなかった』という言葉が出てくるのか不思議でたまりせん」と心境を語りました。


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■「こんな方が新社長。非常に残念」

また、「事実認定、被害者への補償について会見されたことは夢のように感じた」と話す中村一也さんは「しかし日本のトップ企業として、当時の話を隠蔽されている東山氏については残念に思いました。こんな方が新社長、非常に残念に思いました」と落胆し、イズミ(仮名)さんは「新社長に思うことは…被害を受けた朝、東山さんに『おはようございます』と挨拶したときにニヤッとしたことがある。本当に知らなかったのかなと思う」と疑問を口にしました。

また、ジュリー氏と同じ5日に、副社長を辞任した白波瀬傑氏が登壇しなかったことについても「納得できない」「責任を持ってお辞めになられた…ということですが、何の責任をとったのかが不透明」との声もあがりました。

続きを読む ■白波瀬前副社長に「出てこい」

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