職場内の詮索がつらい… プライバシーに踏み込んでくる人の対処法
デリカシーのない質問をしてくる人に、どう対応する? おすすめの方法をご紹介します。
恋愛のこと、結婚観について、家族関係、過去のあれこれ。「あまり人に聞かれたくない」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そんなプライバシーな話題に、ガンガンと切り込んでくる人たち。どうすれば、話したくない話題を避けることができるのでしょうか?
今回は、職場にいる「プライバシーに踏み込んでくる人」への対処法を、fumumu取材班がご紹介します。
①聞き役に回る
「詮索が好きな人と話すときは、とにかく聞き役に回るのがいちばん! そのまま答えてしまうと、あることないこと周りに言いふらされてしまうかもしれないし。
質問されたら『え〜どうかなぁ、〇〇さんはどうです?』とそのまま返してみたり。『◯◯さんってミステリアスで気になる! これってどうなんですか?』と、相手をおだてるのもアリです。
相手が話すことで、自分の情報が漏れずに済みますからね。自分の話を聞いてもらうのは、相手にとっても気分がいいんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②過剰に驚く
「上司がデリカシーがない人で、令和の時代にそんなこと聞かないでしょ! という話題でもガンガンに突っ込んでくるんです。そういうときは、過度に驚いて、自分が失礼なことをしていると暗に伝えるようにしています。
『えっ! そんなこと聞くんですか!?』『そんなこと職場で聞かれたの初めてです〜!』』と驚いた様子を見せると、相手が怯んでくれるんですよね。プライバシーを侵害してくる人って、自分が常識がない人だと思われるのは嫌なんですよ。
多少声を大きめにすることで、周りからの視線も集められるし。『周りから失礼なやつだと思われたくない』と、だいたいその場から退散してくれます」(20代・女性)
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③適当に返答してごまかす
「プライバシーに踏み込む質問に対しては、適当な返答をしてごまかす方法も有効だと思います。
『え〜どうなんでしょう…自分でもよくわからなくて(笑)』と笑いに変えてしまうとか。『いろいろあったんですけど、あんまり記憶にないんですよね』とぼかしてしまったりとか。
相手が察してくれる人なら、そこで『あまり聞かないほうがいいんだな』と思ってくれます。察してくれない場合でも、のらりくらりとかわすことで『突っ込んで聞いても、なにも返ってこなくてつまらない』と最終的には諦めてくれますよ」(30代・女性)
職場にひとりはいる、詮索好きな人。
相手に話させることができれば、自分のプライバシーを守りながら、職場内の人間関係を円滑に保つことができそうです。
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(文/fumumu編集部・nana)