マッチングアプリでついに本命の人が出現 彼のスマホ画面には衝撃だけど…そこも魅力的

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

結婚相談所で仮交際に進んではいるものの、なんだか気持ちがモヤモヤする。ふと、私はマッチングアプリをまた開いてみました。

ほぼ使っていないマッチングアプリD。そこには音信不通になったはずの彼からデートの候補日が。このアプリは有料会員にならないとその先に進めることができないアプリのため、わざわざ有料会員になってくれたこともありがたく、会ってみることにした私。

この人が、私の本命になる人なのです。やっと現れました。どんな展開になっていくのでしょう?

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■その前に腹立つドタキャン事件

マッチングアプリDでマッチングしてすぐ連絡が途絶えたけれど、1ヵ月後に有料会員になってくれてデートの日程を決めた彼。あっという間にデート当日となりました。まぁ、いつものように「会っておこう」という軽い気持ちで向かっていましたし、正直全く期待していませんでした。なぜなら、彼に会う前の日、マッチングアプリにたまにある最悪のドタキャンがあったのです。

マッチングアプリを使う人なら恐らくみんなやられて1番グッタリする”ドタキャン”。私の場合は、前日までメッセージをやりとりし、会う場所、時間まで決めて当日電車で向かっている最中に、相手がアプリを退会していました。そんなドタキャンありますか? 気分は最悪です。やっぱりろくな奴はいない、マッチングアプリなんてダメなんだ、そんな気持ちになってしまって、半分くらいもう新しい出会いは諦めていました。

それが良かったのかもしれません。この日、雷が落ちるくらいの衝撃的なデートとなりました。ビビビってやつです。そんなことあるんだなと。完全に、恋に落ちてしまったのです。そして、彼に会ってから数週間後、気づいたときには、もうマッチングアプリは開けなくなりました。初めて、他の人は全く見れなくなったのです。私のただの恋物語となりますが、お付き合いください…。



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■体中に電流が走る

「10分ほど遅れます、すみません」とメッセージが来た時は、こいつもか、ちっ…と思っていました。前日に腹立つドタキャンされていますから、気分がすぐれません。だらけて椅子に座って待っていました。デート場所は銀座のオシャレなランチのお店。デートはダメでもご飯を楽しんで帰ろう、ああ、ダルいな…そう思って、ほほづえをついていると、「すみません…」どうやら相手が到着したようです。

チラッと彼を見た私は、椅子から転げ落ちそうになりました。「す、すみません」彼は、ドタバタしている私を爽やかな笑顔で見ていました。最初に見た感想は「うそでしょ…」でした。

私には、ずっとずっと15年間憧れていた人がいました。その人との恋愛は諦めたのですが、まず、その人に顔がそっくりでした。親戚かな? くらい似ていました。さらに、私がずっと思い描いていた理想的な雰囲気と容姿、こんな人マッチングアプリにいるの? と、思うほどのキラメキ。なにこの人…。今まで会ってきた人と全然違う。それは、直感的なものでした。



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■うまく話せない乙女

遅れてすみません、と言いながら物静かで何を話したらいいかわからなそうな彼。とりあえず、ドリンクを注文しましょうとお互いにたどたどしくデートがスタートしました。

どうした、私…、今までベラベラと男性の前でトークを繰り広げてきたのに、うまく喋れません。彼の顔を見てみると、なんか、引きつってる…。もしかして、私、写真と違った? もう帰りたいとか? どんどん不安な乙女になっていました。そういえば、プロフィールをいつものようにちゃんと読んでいませんでした、でも、これだけは覚えていました。

私「同じ長野県出身ですよね?」

彼「そうです、〇〇というところです」

私「そこは行ったことないですけど近いほうですね! 出身一緒なのは嬉しいです!」


そこから地元トークとなりましたが、胸がドキドキしっぱなし。フワフワしてしまうのもマッチングアプリで、はじめてでした。これは、一目惚れなのか…? 私、舞い上がってるけど、大丈夫かな、この人もしかしたら、カジュアル男かもしれないし。でも、そんなふうには見えない。散々見てきたカジュアル男の瞳じゃない。



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■嫌われたくない乙女

「お仕事いいですよね、マスコミ関係?」と彼。あ、そうだ、私はこのマッチングアプリでは職業を「マスコミ関係」にしていました。この人にはちゃんとすぐに伝えたいと思いました。

私「いや、というより、出る側で…」

彼「出るってなんですか?」

私「あの、げ、芸人なんですよね」

彼「あ、そうなんですか、すごい…」


彼は終始大人しく穏やかで、静かに受け入れてくれた感じがしました。よかった、どうやら嫌そうではないかな? すると彼は「確かに、ネタになりそう、マッチングアプリって」「面白い人いるでしょうし、わかります」。

やばい! 展開がやばい! そういうことじゃないの! 軽くパニックになりました。そう思われるとまずい。芸人のネタ作りのために会ってると思われてしまう。たしかに、少しはそういうところはありますが、そうじゃなくて、私は本当に真実の愛を求めていて…かなり焦りました。

今までは「そこで引く人はさようなら」くらいどっしりと構えていたのに、「嫌われたくない、不誠実だと思われなくない」。私の心はそう騒いでいました。「いえ! 真剣に相手を探しています! 確かに面白いですけれど、そういうんじゃなくて!」。必死でした。もう私は恋する乙女だったのでしょう、余裕はありません。彼は、そうなんですね、と言いながらまた物静かに食事をしていました。


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■この人、輝いている

彼の仕事ってどんな感じなんだろうか…聞いていくと、かなりの激務で大変と。去年、転職して長野県から上京してきたばかりとのこと。なるほど。信州にいたのか…私の運命の人♡なんて脳内で呟きながら、うっとりとしていました。

「成功したいんです、絶対に」と彼の目が輝き出しました。「今までの自分を変えたい」「かなりストイックにならないと成功は手に入らない」彼は仕事をめちゃくちゃ頑張りたいと言っていました。

マッチングアプリにハイスペック男子みたいなのいますけど。と、私は、何も考えずに発言しました。すると、彼はさらにスイッチが入り「そのハイスペになる、目指してる」と強く言いました。その姿は真剣で、一点の曇りもない瞳。

この人、輝いてる…。ただ単に一目惚れしたっていうよりも、なんか、この人といると私まで輝けそうな、今の私に必要な人だとそう思ったのです。これは自然と思ったことでした。


■私にとって必要な人

食事が終わってお店を出ました。もっと話しませんか? そうお誘いしたいのですが、トキメキすぎててセリフが出てきません。もう駅に着いてしまいました、このまま改札に向かっています。

あれ…聞かれない…。彼は私の連絡先を聞いてこないのです。今まで、ほとんどの人がLINEを聞いてきました。それを私はひとつのゲームクリアみたいに思っていました。でも、素直にここで連絡先を聞かないとものすごく後悔すると感じました、人生に関わるほどの後悔だと。「LINE教えてもらえますか? 忙しくて会えませんか?」。はじめて自分から発信。

すると、彼もスマホを出してきて、交換することになったのですが…スマホが白黒。画面の文字、絵、すべてモノクロ。何これ!? 気になって聞くと「スマホは娯楽だから、遊んでしまうので、ストイックになるために白黒の画面にしています」。そこまでして、自分を追い込み成功したいんだ、彼は。迷いなくそうしているようでした。私にとって、必要な人。またそんな声が自分の中から聞こえてきました。

解散して家に着き、すぐ「今日はありがとうございました」LINEをするとすぐ既読がつき、御礼が返ってきました。この日は幸せな気持ちで眠りについたように思います。

私の恋物語にしばらくお付き合いください、そして、大失敗も。恋愛の醍醐味、ドキドキ、幸福、不安、そして、崩壊。全て詰まっています。

あれ? 結婚相談所で出会った仮交際のあの彼は、放置? いえ、ちゃんとデートします。まだ、この彼だって、付き合ってはいないのだから。こんな私に真実の愛を手に入れる日はもうそこまで来ている? 乞うご期待♪


【小出真保】

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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