サボり・不機嫌・意見が変わる… 職場の「困る人」の上手な扱いかた
職場によくいる「困った人」。自分がイライラしないためのポイントをご紹介します。
仕事が残っているのに「サボる」。イライラを隠さずに「不機嫌になる」。コロコロと「意見が変わる」。
職場によくいる困った人に対して、どのように接したら自分の仕事がスムーズになるのでしょうか? fumumu取材班が、具体的なシーンごとにおすすめの対処法をご紹介します!
①サボる人は「ひとり立ち」
「サボる人に『ちゃんと仕事して!』『いつまでにできるの?』とお世話を焼いても、あまり効果はない気がします。自分のことを気にしてくれる人がいると思うと、サボる人ってどんどんだらけるんですよ。
むしろ『あとは自分でお願いね』とある程度の仕事を任せて、ひとり立ちさせたほうがいいかも。自分が仕事をしなかったら、そのまま自分が困るような環境を作るんです。『誰も助けてくれない!』と自覚しないと、生粋のサボり魔は動きませんから。
怒らせたら怖い上司や、厳しめの先輩を巻き込んで『終わらない場合は自分であの人に報告してね』と伝えるのもあり! 怒られないために、やっと本気を出すんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②不機嫌な人は「干渉しない」
「職場でイライラを垂れ流しにする人っていますよね。そういう人って、要は中身が赤ちゃんなんです。『誰か僕の(私の)機嫌を取ってよ〜!』とアピールしているんですよね。
大人は、自分の機嫌は自分で取るもの! あまり干渉せずに、勝手にイライラさせておくのが一番だと思いますよ。変に関わると、自分の機嫌を取るためのフォロー役として認識される危険性もあります。
仕事で会話しないといけないなら、あくまで業務のことだけサラッと伝えればOK! 感情面まで介入する義務は、周りにはないですから」(30代・女性)
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③意見が変わる人は「証拠を残す」
「職場の上司の意見がコロコロ変わるので、周りの同期や先輩たちと結束して『上司の言うことは記録に残そう!』とみんなで実践しています。
会議での発言は必ず議事録に残す。仕事の指示は文章でまとめて『こちらで進めます』とこちらから上司に再確認。上司の発言を自分だけで納得せずに、周りに『こういう内容の指示がありました』と共有。
記録を残すことで、意見が変わったときに『先日のご指示はこうでしたが、変更でよろしいでしょうか?』と相手に自分の意見が変わったことを気づかせることができます。
絶対に避けたいのは、本人の自覚がないまま、思いつきの発言が続いてしまうこと。発言の記録があることで、本人も後ろめたいのか多少のセーブがかかっている気がします」(30代・女性)
すべての人に同じ扱いをするのではなく、人によってアプローチの方法を変えることで、人間関係がスムーズにいくようですね。
「この人はどう扱ったらいいかな?」とゲーム感覚で考えたほうが、職場の「困ったさん」に悪影響を受けてイライラせずにすみそうです。
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(文/fumumu編集部・nana)