海で生き物に刺された人は約3割も 「電流が走ったような痛みにビックリ…」
これからの時期は、とくに注意したいクラゲ。酷い腫れと痛みに苦しんだ人も…。
夏休みといえばやっぱり海水浴! 海へ出かける予定のある人は、紫外線対策だけでなく“海の生物”への備えも忘れてはいけません。
■約2割、クラゲなど海の生物に刺された経験
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で29.5%の人が「海水浴中に、クラゲなど海の生き物に刺された経験がある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は35.8%、女性は23.3%という結果に。
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■手足に電流が走ったような痛みが…
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「学生時代にサークルの友達と行った海でクラゲに刺されて、しばらく腫れがひかずに大変な思いをしました」と回顧。
岸に近い場所で突然手足に電流が走ったようなビリビリとした痛みを感じ、慌てて岸にあがると、ミミズ腫れのようなものが何本もできていたそう。すぐにシャワーで洗い流すも、しばらく腫れと痛みが続いたといいます。
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■クラゲに刺されたら「すぐ海からあがる」
日本ライフセービング協会は、公式ページでクラゲに刺された際の対処法を紹介しています。それによると、アナフィラキシーショックで溺れてしまうのを防ぐため、まずはすぐに海からあがることが大切とのこと。
その上で、見えている触手は抜き、見えていなければ洗い流し、状態を見て医療機関の受診を。せっかくの海水浴ですが、クラゲがいる場合には海に入ることを控ることも、大切かもしれません。
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■海水浴場のある自治体では注意喚起も
また、海水浴場を開いている神奈川県葉山町では、HPにて周辺の海に潜む危険生物についての注意喚起を行なっています。
カツオノエボシ、アンドンクラゲ、アカクラゲといったクラゲの仲間のほかに、ハオコゼ、ゴンズイ、ウツボ、赤エイ、ヒョウモンダコやウニの仲間のガンガゼなど、注意すべき生物の名前が。
それぞれの生物の生息場所や症状、応急処置の方法なども記されているので、こうした情報も、事前に確認しておくと良いかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)