嘘をつく行為は、あまりいいこととはされていません。ときには嘘をついたほうまでが、苦しむような事態になることもあるようです。
■約半数、嘘をついて引っ込みが…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、「嘘」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「嘘をついて引っ込みがつかなくなった経験はある」と答えた人は、全体で46.5%。
fumumu取材班は女性たちに、嘘をついたせいで引っ込みがつかなくなった体験談について聞きました。
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①付き合ったことがないのに
「私はこれまで男性と付き合ったことがないのですが、会社の人に『高校のときに付き合った人がいる』と嘘を言っているんです。最初は一人にだけ嘘をついたのですが、それが広まってしまって…。
さすがに今さら『嘘でした』とも言いにくいので、適当な話をして乗り切っています。過去の話のためそれほど聞かれることもないはずなのですが、うちの会社は恋愛話が好きな人が多いので…。
自分でも話していて虚しくなってくるので、変な嘘をつかなければよかったと後悔しています」(20代・女性)
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②お弁当を自分で作っていないのに
「会社に持っていっているお弁当は、いつも母が作ってくれています。ただ社内の人には、『私が作っている』と嘘をついているんです。いつまでも親を頼っていると思われるのが嫌で、そんな嘘をついたのでしょう。
ただお弁当を作ってくれている母に対して、かなり失礼なことをしている自覚もあります。それなら本当に自分で作ればいいのかもしれませんが、私はとても朝が弱くて…。
結局のところは、母に甘えてしまっているんですよね」(20代・女性)
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③「仕事で遅くなる」と言ったけれど
「うちは親が厳しく、帰りが遅くなると怒られるときもあります。そのためによく親には、仕事を言い訳に使っています。友達と遊んで遅くなるときでも、『仕事』と伝えているんです。
つい最近なのですがいつものように『今日は仕事で遅くなる』と親に嘘をつき、友達と飲みに行く予定になっていたんです。しかしその約束が、急にキャンセルになってしまって…。
すぐに帰ると怪しまれると思った私は、ファミレスでしばらく時間を潰していたんです」(20代・女性)
嘘を重ねすぎて、辻褄が合わなくなるパターンもあるでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)