霜降り・粗品、余命宣告されたファンに感動と爆笑の“神回答”　「大丈夫やで」

霜降り明星の粗品さんと余命宣告されたファンとの会話が注目を集めています。

2023/08/09 16:00

お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが8日、自身のYouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』（登録者数157万人）を更新。

今年5月に行われた単独公演『電池の切れかけた蟹8』の映像内で繰り広げられた、余命宣告されたファンとの会話が、注目を集めています。

■人気コーナー「太客と話そう」

ゲーム配信内で、1万円以上のスーパーチャットをしてくれたファンを“太客”と名付けている粗品さん。

ライブではその“太客”と話す、「太客と話そう」のコーナーが人を博しており、この日、指名された“太客”が、「さだすたです」「あの、病気の…」と名乗ると、粗品さんは「あー！　先月招待したヤツ？」と記憶を辿り、先月の単独公演に招待していたことを思い出します。

そして「大丈夫かお前？」と尋ね、さだすたさんが「一昨日退院したばかり」と報告すると、粗品さんは「良かった良かった」と笑顔に。

そして粗品さんが「喋れる範囲でええけど」と配慮したうえで、他の客に対する説明を促すと、さだすたさんは「生まれつき血液型が特殊なのと、あと脳に腫瘍があるのと、うつ病と…」と自身について説明。

途中に粗品さんが「余命宣告されてたっけ？」と尋ねると、さだすたさんは「3年後生きてる確率が10%です」と答えます。

すると、これに対して粗品さんが「えぇ〜？　でもオレな、宇宙戦艦ヤマト（パチンコ）の継続率90%のやつ、1連でよう終わるから大丈夫やで」と切り返すと、会場は大爆笑。続けて「10%めっちゃ引くからな？　めちゃくちゃに10%引くから大丈夫」と言い切りました。

その後、粗品さんは「ボクはね、拍手の音圧が好きで。もう元気出るじゃないですか？」と切り出し、「だからちょっとみんなで拍手してあげて（もらっても）良いですか？」と客席に投げかけます。

そして「さだすたに拍手を！」という掛け声をとともに拍手を始めると、客席から大きな拍手が。粗品さんは拍手とともに「おぉ！　頑張れ！　ええぞ！　いけるよ！　いいぞ！」と声を掛けます。

そして最後に「いや、いいですね。こういうのもね。いや、当てて良かったわ。そうか。また近況を教えてくれ」と伝えました。

この粗品さんの振る舞いにネット上では「普通に泣きそうになった　やさしさと面白さのバランスがスゴい」「笑えないときに笑わしてくれるのが真の芸人」「面白いしやさしいし愛もあるし天才すぎる返し」といった反響が続々。

また、「余命宣告されてる人に、さらっと『また近況を教えてくれ』って言える粗品になりたい」「『喋れる範囲でいいけど』っていう細かで嫌味ない配慮ができる粗品が好き」という声も寄せられています。