武井壮、琵琶湖で小4死亡に救命用具の必要性訴え 「海よりも明らかに危険…」
琵琶湖の水泳場で9才の男児が溺れて死亡した事故を受け、武井壮さんは淡水の湖ならではの危険性を指摘。
8日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、琵琶湖にある水泳場で小学4年生の男児が亡くなったことを報道。
陸から近い浅瀬で遊んでいても起こってしまった事故に対し、琵琶湖に行った経験があるタレントの武井壮さんは淡水での遊泳のリスクについて強調しました。
■岸からおよそ15m地点で溺れる
7日、琵琶湖にある水泳場で遊泳中だった9才の男児が溺れて浮いた状態で見つかり、救急搬送後に死亡が確認されました。
報道によると男児は、ブイで区切られ遊泳可能エリアで遊んでいましたが、休憩後に岸からおよそ15m近くのブイのすぐ近く、水深1.5mの場所で発見。
当初はライフジャケットを着用してバナナボートなどのアクティビティを楽しんでいましたが、お昼休憩後にライフジャケットを外して湖に入ってしまったもようです。
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■琵琶湖は「急に深くなる場所がある」
グループを引率していたのは、コーチ2人。サッカークラブの仲間26人で遊泳場に遊びに来て、コーチは常に近くで見守っていたそうです。
ブイで区切られた遊泳エリアで遊んでいたにも関わらず、起きてしまった悲しい事故。専門家は琵琶湖に関して、「あるところまで遠浅で急に深くなる場所がある」と指摘。
浅いと思って勘違いして歩いてしまって、溺れる危険性もあるようで、湖は一見穏やかに見えますが波も流れも存在します。現場には普段、監視員を置いていないそうで湖ならではのリスクが浮き彫りになりました。
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■淡水は浮力が弱いというリスクも
武井さんは「やっぱり海のような感じなんですよ琵琶湖って、波もあって見た目も海っぽくて、でもやはり海水ではない淡水だから浮きにくいから泳ぐのにすごく体力がいると思うんですよ…」と、淡水故に浮力が弱い点も指摘。
実際に琵琶湖に入った経験も踏まえ、「とくに子供は、急にポーンと深くなるところがあってしかもそこが水温が低くなるんですよ」と武井さん。
続けて「そこでザッと入ったときに『冷たい怖い』と思うとパニックになって、しかも15mとかでもけっこう体力が奪われてそこまでいくのに疲れたりすると、焦ると、海みたいにプカプカ浮くわけではないのでこういう事故になりやすいと思うんですよ」と分析しています。
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■武井壮「海よりも明らかに危険が近くに…」
滋賀県は海のない県でもあるので、武井さんは「こういうところで遊びたいっていう気持ちは分かるし。だからこそ、ちょっとした腕につける救命用具とか、なにかあったときに浮いていられるようなものを身につけることをより注意深くしないと…」と、救命用具の必要性を強調。
さらに「海よりも明らかに危険が近くにある場所だという認識を、みんなが持たないといけないと思いますね」と、問題提起しています。
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(文/fumumu編集部・星子)