排水溝から“子犬の鳴き声” 救出のために女性が行なった「驚きの行動」とは…

女性の決死の捜索が市にも届き、大規模な救出作戦に発展。

排水溝

子犬の声を聞いた女性は居ても立っても居られず…その後、大規模な救出作戦に。

『Daily Mail』や『The Washington Post』など海外メディアが報じ、注目を集めています。

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■排水溝から鳴き声、その後一匹が…

アメリカ・ヒューストン在住のクレメンスさんは、地元で有名な動物保護団体を立ち上げた一員。

過去にも何度か、動物の救助に関わっていた彼女。ある金曜日の夜、市民から受け取った子犬の捜索情報を頼りに、嗅覚が敏感な愛犬ジゼルを引き連れ現場へ向かいます。

到着すると、排水溝から聞こえてきたのは、子犬のか細い鳴き声。とっさにクレメンスさんは、助けようと懐中電灯を手になかに潜り、暗闇のなかにたたずむ3匹の子犬と対面します。

しかし彼女の姿に怖がった子犬はとっさに逃げ出してしまい、一時、暗闇のなかで姿を見失う事態に。

その後、ボランティアグループの協力により、迷子になった2匹は発見しますが、残りの1匹は見つけることができず…かすかに鳴き声が聞こえるものの、姿が見当たらない状況が続きます。


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■技術員も駆けつけ、市も全面的に協力

クレメンスさん含めボランティアグループは、スマホの機能で「犬の鳴き声」を再生する作戦に出るなど、午前2時まで捜索を続けますが、作業は難航し、当日は一旦断念。

その翌日、クレメンスさんは、もう一度地下に潜り捜索を再開。彼女の行動は市の耳にも届き、その後市内の排水溝は開放され、地下潜入のための技術員も現場に駆けつけるなど、全面的に捜索は拡大します。

地下内は下水の不快な臭いに、ゴキブリが大量に繁殖するなど、衛生上に問題がある状況。開放の情報を受け、近隣住民からは安全性の面について苦情も寄せられる事態に。

しかしクレメンスさんは「子犬はまだそこにいる」という思いのもと、3日間にわたり捜索を続けました。


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■ヒューストンで問題視される動物への虐待

取材に対し「誰かがやらないといけない」と語ったクレメンスさん。

狭い地下内における執念の捜索のもと、ついに残り1匹を地下から発見しますが、子犬はやせ細り、寄生虫に感染していたことが判明。ただちに保護施設に移送されました。

ヒューストン近辺では野良犬が多く、その多くがひどい虐待を受け、死んだまま放置されていることが問題となっています。

クレメンスさんは過去にも排水溝などに閉じ込められた子猫を救出した経験があり、今回の件について「誰かが意図的に子犬を排水溝に入れたのでは」と疑いを持っているといいます。

彼女の行動に、読者からは「素晴らしい行動!」「これが彼女にとって最後の捜索であることを願う」といった声が寄せられています。

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