『最高の教師』2話 毒親への復讐シーンに反響 迫真の演技に視聴者「涙が出た」

許す権利があるのはされた側だけ。毒親に放った息子の言葉がリアルだと話題に。

最高の教師
(画像は『日テレ公式Twitter』より)

22日放送の『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)2話。貧しい家庭環境と毒親に苦しんできた生徒・瓜生の怒りの言葉の数々に、共感する人が続出しています(ネタバレを含みます)。


■毒親への対応「リアルでいい」

イジメの証拠を掴むために、里奈(松岡茉優)が盗撮していた教室の動画。前回はその動画が証拠となり、叶のイジメの告白につながりましたが、今回はその動画を狙って里奈が襲われそうになってしまいます。

犯人は自分のクラスの生徒である瓜生(山時聡真)と向坂(浅野竣哉)だと直感した里奈は、叶(芦田愛菜)の言葉もあり、瓜生の自宅を訪れることに…。そこで里奈は瓜生の母親が毒親だということに気付くのでした。

この、子供だけではどうしようもない現状を変えるために、里奈は向坂を説得し向坂の口から語ってもらうことで、母親の気持ちを変えることに成功。しかし、これで終わらないのがこのドラマ。里奈は、なんと瓜生自身に自分の言葉で、母親のことを「許さねぇ」と言わせるのです。

これには視聴者も、「親が(フリでも)改心したら許して丸く収まるのが普通のドラマだけど、絶対に許さないって展開はリアルでいいね」「こういうのいつも親がなぜか上から目線で謝って終わりなこと多いから、こうして子供がちゃんと許さないって言えるのは安心する」「よく言った! 許さないってここまでちゃんと言えるのはすごい」と現実に即したストーリーと心の揺れに、深く共感&納得をしている人が多い様子。

また、瓜生を演じる山時聡真さんの迫真の演技にも「すごい迫力。涙がでた」「母親が変わってくれるかもと期待したい視線と絶対に許さないときの表情の演技もすごくて胸がいたい」などの反響が寄せられています。


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■叶にも「許されなくていい」

一方、学校に通い続けてはいるものの、仲間はずれになったままの叶。そんな叶のもとに初めて来たのは、瓜生と向坂でした。

ひどいことをした母親を許さないという気持ちをあらためて実感した瓜生は、その感情を抱えたまま、叶にこれまでのことを謝罪します。叶にひどいことをしていた自分たちは許されないとわかった上で謝ることを選択した2人は、きっと心から反省ができているのではないでしょうか。

Twitterでも、「瓜生くんたちが、鵜久森さんに許されることを求めなかったこと、そして鵜久森さんも100%許すまではいかなかったこと、その描き方が良かったな。人は簡単に許せない。それでいいんだ」「簡単に人のことを許せない思いを味わったから、許されないことをわかっててもなお謝りに行った。深いなぁぁぁぁぁぁぁ」などの声が。

さらに、「一緒に…行く? この一言にめちゃくちゃ泣いてる。よく言えたね。言ってくれる人ができて良かったね! 良かったね…!」と、叶の願いが実現したことに喜ぶ意見も見られました。


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■夫が離婚を望む本当の理由

そして問題がもうひとつ。タイムリープする前の人生で突きつけられた離婚届は、今回の人生でも避けることができませんでした。

理由を聞いても「ごめん」としか言わない夫・蓮(松下洸平)。思い当たるいさかいなどもなく困り果てた里奈は、原因を探るのではなく、自分の気持ちを正直に話すことにします。

「私、離婚したくない。本当はやだ。」この里奈の素直な言葉に、蓮はやっと笑顔を見せ、「もうちょっとだけ考えてもいいかな?」と答えるのでした。

今回も明かされなかった離婚の理由に視聴者は、「蓮は里奈に本音を言えない理由があって、はぐらかしたまま離婚しなきゃいけない事情でもあるんかな?」「犯人より離婚の原因の方が気になる」と、謎が深まっている様子。

そんな気になる離婚理由が判明するのは次週。前の人生ではなかった殺害予告や追放が次々と起こるジェットコースターのような次回も、期待したいですね。

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(文/fumumu編集部・福野 エリカ

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