LAの日本人女性警官、デヴィ夫人の投稿に怒りあらわ　「日本の恥です」「サイコパスなのでは」

性被害者へのセカンドレイプが物議を醸しているタレント・デヴィ夫人。

19日、YouTubeチャンネル『警察官ゆりのアメリカ生活』の配信者で、ロサンゼルスで警察官として働く日本人女性・ゆり（永田有理）さんは、ツイートの内容に「非常識で非人道的で犯罪も理解できない、被害者の気持ちも理解できないデヴィ夫人、あなたが日本の恥です」と怒りの声をあげました。

【動画】「あなたが日本の恥です。怖いです。何様だということです」

■「元日本人としても、警察官としても、許せないこと」

18日、ジャニー喜多川の性加害問題に触れ、性被害者たちに対して「本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない」とセカンドレイプを繰り広げたデヴィ夫人。

ジャニー喜多川の“素晴らしさ”とこれまでの功績を称え、声をあげた被害者に対して「勇気ある告白」と語った東山紀之さんに対して「その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる」と切り捨てました。

このツイートから9時間後、ゆりさんは「本気で怒りました」と題してライブ配信を行い、「私、めちゃくちゃ怒ってます」と切り出します。日本国籍から、アメリカで警察官になるために アメリカ国籍を取得しているゆりさんは「元日本人としても、警察官としても、許せないことなのではっきり言わせていただきたい」と配信した経緯を説明しました。

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■「彼女は“人権”というものを理解していない」

今月下旬、国連（国連人権理事会）が来日し、ジャニー喜多川による性加害を訴える被害者から聞き取りを行う予定であることが報じられています。これについてゆりさんは「国際問題化されるということで、すごくいい方向に動いていると思う」「長年に渡って無視されてきた問題。日本の間違っている動き、岸田総理がやるべきことをやってないことが浮き彫りになっていくと思う」と言及。

「国連が立ち上がってということで、日本でもこれから大きな問題になっていく、本来そうあるべきなので私は嬉しい」と語りながらも、デヴィ夫人の投稿に「非常識極まりないことを言っている」「性加害にあった被害者を責めている」「読んだときに手が震えてしまった」と心境を明かしました。

デヴィ夫人は被害者が国連に働きかけたことに「日本国の日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか。あまりにも嘆かわしく、恥ずかしい」と述べています。

ゆりさんは「そもそも彼女は“人権”というものを理解していない」「世界中のひとりひとりに人権はある」と力強く語ります。

つづけて「デヴィ夫人よりは色々な事件の被害者を見てきている。人権・人種差別についても見てきました」と伝え、「『日本人として、そんな権利がどこに与えられていると思っているのか』と言っているということは、彼女の意見が正しいのであれば、デヴィにも人権がない、ということを彼女は理解しているんでしょうか、そういうことになる。考えられない」と怒りをあらわにしました。

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■「サイコパスなのではないか」

デヴィ夫人はツイートの中で「ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある」と、映画監督のジャン・コクトーと、24歳年下の俳優ジャン・マレーを例に挙げています。

これについてネット上では「年の差の同性愛と未成年男性への性加害は一緒だという認識なの？」「まるで例えになっていない例え」など批判が集まりましたが、ゆりさんも「全然話が違う。その違いがわからない人が、どうして発信できるのかがわからない」「非常識で、世界を知らなすぎで、すごく非人道的」と批判しました。

ジャニー喜多川に対して、ゆりさんは「ジャニー喜多川がやったことは犯罪。アメリカだったら100％レイプになる」と伝え、信じがたい言葉を連投し、セカンドレイプしたデヴィ夫人に「性被害にあった人たちに対して、こんなことを言うのは人ではない。人間以下」「こういった犯罪を理解出来ない人は、サイコパスなのではないかと思う」と考えを述べました。

最後にゆりさんは「被害を訴えたことが日本の恥？　私は普段、人に対して『あなたは日本の恥』『アメリカの恥』なんて口が裂けても言わないけど、非常識で非人道的で犯罪も理解できない、被害者の気持ちも理解できないデヴィ夫人が日本の恥です。怖いです。何様だ、ということです」と訴えました。

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