尾木ママ、ryuchellさんの才能を惜しむ 「類稀な方だったと思います…」

ryuchellさんと共演する機会も多かった尾木ママは、真面目で誠実な人柄を振り返り追悼しています。

尾木直樹

13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんが、タレントのryuchellさんの訃報に言及。

ryuchellさんと共演する機会も多かった尾木ママは、故人の実直な人柄を振り返り、悲しみの気持ちを表明しています。


■尾木ママ「できることがあったのでは…」

12日午後、東京・渋谷区にある個人事務所の一室でryuchellさんが死亡した状態で発見されました。27歳でした。

ryuchellさんと親交のある尾木ママは、「ryuchellさんは僕のMCをやっている番組に何回も出てもらったり……いろいろなちょっと地味な、大人びた番組の中でもですね、若いのにすごい的確な分析力だとか、それから言葉の使いかたがとても丁寧なんですね。素晴らしいなと思っていたんですけども…」と回想。

個人的にもDMを送り合い、悩んでいる時に励ましのメッセージを送ったりしていたと明かし、「そんなふうにしていたので、なにか自分にできることがあったのではないかと、今悔しくて仕方がないです」と心境を吐露しています。


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■「類稀な方だった」と才能を惜しむ

司会の谷原章介さんは「決して、尾木先生、ご自分を責めないようにしてください」と言葉をかけ、「あらためてryuchellさんという方はとても思慮深くて、相手に怒りの感情だったり強い言葉だったり、そういう言葉は絶対に使わずに、本当にきれいな優しい言葉を使う方でしたよね」と、誠実な人柄を偲んでいました。

尾木ママも「本当にそうでしたよね。かなり地味なテーマに対しても、25、26歳の時もそうですけど、鋭くちゃんと受け止めて、自分の言葉で返してくれるんですよ。類稀な方だったと思います」と、その才能を振ります。


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■谷原、苦しむ人への呼びかけも

谷原さんは、「やはりこのニュースに接してショックを受けた方、本当に多いと思うんです。そのショックを受けた方、すべての感情を足したくらいの苦しみをやっぱりryuchellさんは抱えていたのかも知れないと思いますよね」と考察。

続けて、「どうか悩まれている方、苦しまれている方、どなたでもいいです、どういうやり方でもいいです、どうかご相談、話を聞いていただいて下さい」と呼びかけています。


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■相談窓口も含めて「誰かに頼る」

起業家でNPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんは、悩んでいる方の相談にのる時のコツとして「助けようということではないんです。一番必要なのは、話を聞く、傾聴です」と説明。また。相談窓口も含めて「誰かに頼る」という行動も推奨していました。

谷原さんも、「そして、悩まれている方を知っている方、そういう方がいると思っている方、そういった皆さん、どうかですね手を差し伸べて話を聞いてあげて下さい」とのべ、「あらためてryuchellさん、お悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表しています。


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(文/fumumu編集部・星子

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