エアコンの温度、暑い人と寒い人どちらに配慮すべき? 「マツコの提案」に反響
夏場は「エアハラ」も問題に。体調に影響を及ぼす場合もあり、お互いに思いやりが大切です。
本格的に気温が上がり、この時期問題となるのが、職場などでの「エアコンの温度設定」。
以前タレントのマツコ・デラックスさんもこの問題に言及し、スタジオから賛同の声を集めていました。
■昨今「エアハラ」が問題に
話題になったのは、今年1月放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)での一幕。
身近なハラスメント問題を掘り下げるなかで、観覧席からも関心を集めたのが「エアハラ:社内などでエアコンの温度設定などによって他人の体調を損なわせてしまう」問題でした。
これにマツコさんは「いやアレね、デブだからそんなこと言ってるんだろうって思われるかもしれないけど…」と切り出します。
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■「夏は低めにしておく」のが平和?
マツコさんは「夏は冷やしといたほうが良い、寒い人は着ればいい。冬は逆、暖めすぎないほうがいい、寒い人は着ればいい」「それが一番平和」と、調節がより難しい側に配慮すべきだと持論を展開。
これには、関ジャニ∞の村上信五さんも「仰る通り!」と賛同し、視聴者からも「私もそう思う」「着込めるけど、脱げはできぬもんな」とマツコさんに共感するコメントが投稿されました。
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■個人差もあり意見割れる
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に、夏場の職場などのエアコンの温度設定に関する意識調査を行なったところ、マツコさんと同じく「暑がりな人に配慮して設定し、寒い人が着て調節すべきだと思う」と答えた人は、52.0%。
一方で、「寒がっている人に配慮すべき」だと答えた人は48.0%とほぼ五分五分といった結果に。
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■節電への意識と「思いやり」を
室温は健康面に影響を与えるため、その場の状況に応じて、思いやりを持って調節することが何より大切です。
また昨今では夏場の電力不足問題や、電気料金も値上がりし、これまで以上に節電を意識しなくてはならない状況も。改めて、極端な温度設定は考えものです。
「暑い」のか「寒い」のかは、他人からは察することが難しい問題でもあり、とくに職場や学校などでは、気軽に意見を言いやすい・相談しやすい環境づくりも大切かもしれません。
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(文/fumumu編集部・衣笠 あい)