『風の谷のナウシカ』の「王蟲」本当は何と読む? じつは“あの人”が鳴き声を担当

7日の金曜ロードショーは『風の谷のナウシカ』。王蟲の鳴き声は、じつはあのミュージシャンが担当されています…。

風に谷のナウシカ
(画像はスタジオジブリ公式サイトより)

7日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、スタジオジブリの『風の谷のナウシカ』が放送されます。

じつは、作中に登場する「王蟲」の読みかたに悩んでいる人が少なくないことが、編集部の調査で判明しました。



■腐海の森の主「王蟲」

宮崎駿さんが監督を務め、1984年に劇場公開された同作は、映画史に残る不朽の名作です。

物語の舞台は、「火の七日間」と言われる旧人類の最終戦争によって文明社会が滅んでから1000年が経った地球。瘴気(しょうき)を放ち、人類の生命を脅かす「腐海(ふかい)」に世界が覆われつつあるあるなか、主人公のナウシカは「風の谷」で平和に暮らしていました。

「王蟲」は腐海の森の主であり、人間たちの争いに巻き込まれてしまいます…。



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■約4割が読めない「王蟲(オーム)」

物語のキーとなる「王蟲」の読みかたについて、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女868名を対象に調査したところ、「オーム(オウム)」と答えられた人は、全体で63.7%。

王蟲調査

日常生活では滅多に目にしない言葉であるため、「全く分からなない」と答えた人が26.7%いたほか、「モスラ」が6.7%、「おうじゅう」と答えた人が2.9%でした。



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■じつは布袋寅泰が鳴き声を担当

そんな王蟲ですが、じつはこの鳴き声を担当したのは、ミュージシャンの布袋寅泰さん。

布袋さんは2011年2月に自身のツイッターにて、ファンからの質問に答えるかたちで「ナウシカのオームの鳴き声は僕のギターなんですよ」と投稿。ポロリと明かされた、この不朽の名作の知られざる裏話は多くのユーザーによって拡散され、当時たちまち話題になりました。あの鳴き声は、ギターの音だったんですね…!

7日の『金曜ロードショー』では、同作がノーカットで放送されます。布袋さんのギターが鳴いているのだと思いながら改めて聴いてみると、感慨深いものがあるかもしれません。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間2023年6月19日~2022年6月20日 調査対象:全国10代~60代の男女868名

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