いつもは元気にしていても、ふとした瞬間に体調を崩してしまう場合もあるでしょう。
体調が優れないときにはしっかり休むことが重要ですが、多くの人は仕事や学校などのために無理をした経験をしているようです。
■約9割、体調不良なのに無理を…
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、体調不良でも仕事や学校、家庭などで無理をした経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「無理をした経験がある」と答えた人は、全体で89.1%。
fumumu取材班は女性たちに、体調不良なのに無理をしたエピソードについて話を聞きました。
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①学生時代のバイト先で
「大学のときに、居酒屋でバイトをしていました。そこの店長は面接のときに、『風邪くらいでは休めないよ』って言ってきたんです。その言葉は引っかかりましたが、採用されたので働くことにしました。
働いてみると、予想通りにブラックな体質で…。きつい言葉を、何度も言われましたね。また本当に風邪をひいたときにも、面接で言われたとおりに無理して出勤したんです。
なぜそこまで頑張っていたのかと、今になっては思います」(20代・女性)
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②会社は休めたけれど
「高熱が出たので、会社を休むことにしました。早く熱が下がってほしいので、とにかくゆっくりと休もうとしたのですが…。しかし会社から何度も連絡が入って、ゆっくり寝ることができませんでした。
小さな会社なので、私だけが担当している仕事がたくさんあって…。なんとか他の人が対応してくれているのですが、どうしていいのかわからなくなると連絡をしてくるようでした。
そんな状況のために、ゆっくりと寝ることはできなかったんですね」(20代・女性)
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③お腹が痛いと言っているのに
「仕事中から、ずっと腹痛に悩まされていました。そのことは、隣の席の先輩にも伝えていたはずなのですが…。仕事が終わってすぐに帰ろうとしたら、先輩から『飲みに行くよ』と言われたんです。
たしかに昨日から、そんな話が出ていた気がします。しかし私はお腹が痛いので、帰らせてもらおうと思ったのですが…。先輩から『部長も来るから、顔を出したほうがいい』と言われたんです。
仕方がないので、腹痛を我慢しながら飲み会に参加しましたよ」(20代・女性)
責任感が強いために、体調不良でも無理してしまうのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)