朝は、できることならギリギリまで寝ていたい人もいるでしょう。なかには、朝食をとる時間すらもったいないと思う人もいるよう…。
■およそ3割、朝食を食べないことがある
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で32.8%の人が「朝食を食べずに学校や職場に行くことがよくある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は35.3%、女性は30.4%という結果に。
関連記事:パピコから野菜が摂れる『パピベジ』新発売! 朝食にもピッタリ?
■ギリギリまで寝ていたい
編集部が話しを聞いた30代の男性は、「とにかく朝はギリギリまで寝ていたくて、コーヒーや野菜ジュースだけで済ませることが多いです」と、お疲れモード。
疲れが溜まっていると朝食の準備も億劫になり、ギリギリまでゆっくりしたいという気持ちはわかります。しかし、それではパワー不足でますます疲れるという悪循環に陥ることも。
関連記事:男女の考え方の不一致…どんなことが原因でケンカになる?
■脳のエネルギー不足で集中力が低下
農林水産省のHPでは、「朝ごはんを抜くと、脳のエネルギーが不足して集中力や記憶力の低下などに繋がります」と説明し、しっかり朝食をとるよう呼びかけています。
脳の主なエネルギー源はブドウ糖ですが、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができません。夜しっかり食事をとっても、空腹で目覚める朝にはエネルギーが切れた状態に。
そのため、朝しっかり栄養補給をしておかないと、脳だけでなく体を動かすエネルギーも不足し、体の重さやだるさ、疲労感に悩まされることもあるそう。
関連記事:毎日食べたいレベル! あんこ好き歓喜の新感覚グラノーラでごほうび朝食
■噛むことで脳の血流アップ
また同庁のHPでは、朝食には「ごはん食」を勧めています。ごはん(米)は、ゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げて長時間維持してくれるため、脳に安定してブドウ糖を送ることができるのだそう。
また、豚肉やハム、納豆などに含まれるビタミンB群や、おかかや卵に含まれる必須アミノ酸のリジン、疲労回復効果のある梅干しや酢の物、フルーツなどを一緒にとるのもオススメのようです。
しっかり噛むことで脳の血流がよくなり、活性化することで作業効率のアップにもつながるため、しっかりと朝食をとり、元気に1日のスタートを切りたいですね。
・合わせて読みたい→男女の考え方の不一致…どんなことが原因でケンカになる?
(文/fumumu編集部・蒼羽 結)