武井壮“ダイバー7人一時不明”報道で注意喚起 「より厳格な線引きを…」
沖縄でダイビングをしていた男女7人が一時行方不明になり、その後救助された事故に、武井壮さんがコメント。
20日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、沖縄でダイビングをしていた男女7人が行方不明になり、後に海上保安庁に救助された事故について報道。
タレントの武井壮さんは「天候とダイビングのルール」について私見をのべました。
■「ブイが流された」ことで漂流か
同番組では、19日に沖縄・糸満市沖のルカン礁でドリフトダイビングをしていた女7人が一時行方不明になり、後に海上保安庁のヘリコプターに全員救助された事故の原因について掘り下げ。
当時、海は「波がやや高かった」という地元民の証言も紹介し「なぜダイビングを決行してしまったのか?」という視点で分析。ヘリコプターにダイバーが救助される瞬間の映像も放映しました。
実際に救助されたダイバーによると、事故の直接の原因は「自分の位置を知らせるブイが何らかの原因で外れたこと」ではないかと予想されます。
番組では、ブイが流されたことにより船からダイバーの位置が分からなくなり、行方不明になった経緯が改めて説明されました。
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■当日は「海は荒れたように見えた」という声
7人が行なっていたドリフトダイビングとは、船から潜って、海中で潮の流れに乗って移動するもの。
船はブイを追いかけて「上がってくるであろう地点」に迎えに行きます。比較的上級者向けとされており、船と出会うことができないと今回のように漂流する危険性も。
地元の人によると当日は「海は荒れたように見えた」とのことで、司会の谷原章介さんは「穏やかな海だとしてもあれだけ広大な中で小さな人を見つけるとは…よくやり遂げましたよね」と、海上保安官の活躍を称えました。
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■武井壮「人間の能力の限界」にも言及
谷原さんは「武井さんやっぱりこう、水に関わる事故というのは、これから夏になってきて皆さん水辺に行って起きる可能性がありじゃないですか。改めて気をつけていただきたいですね」と武井さんに問いかけ。
武井さんは、「大自然の中だと、例えばこういう海だったり雪山だったりとか、人間の能力の限界をはるかに超えたものがそこにはあるという認識をもっと深く持たないと、こういったアクティビティがある限り事件の可能性はありますよ」と注意喚起しました。
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■よりいっそう厳格な「線引き」求める
ダイビングが決行できる天候かという判断も、武井さんは「お客さんたちはお金出して旅行行って楽しみにしてくる、業者さんはそれをなんとか楽しませてあげたい、お客さんもなんとか、せっかく来たんだから行きたい、みたいな思いは必ずある」と考察。
そこで「ちょっと無理してでも行ってあげようかな」という気持ちが生まれかねないとして、だからこそ「より厳格に『こういった状況では無理』という線引きをもっと強く引かなきゃいけないものがあるんじゃないかな」と、慎重さを求めています。
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(文/fumumu編集部・星子)