人の言葉にすぐに傷つく… 繊細な心を守るために意識したいこと

「怒ってる?」と不安になったら、立ち止まって。繊細な心を守るコツをご紹介します。

悩む 女性

他人の言葉に敏感に反応し、傷ついてしまう「繊細さん」。自分自身を守り、心のバランスを保つために、なにかできることはあるのでしょうか?

fumumu取材班が、他人に必要以上に傷つけられないためのポイントを聞いてきました。


①言葉の裏を読まない

「他人の言葉に対して敏感に裏を読もうとすると、気持ちが傷ついてしまうかも。たしかに、言葉にはさまざまな意図や背景があると思うんです。


けど、いくら考えても人の本心は絶対にわからないですよ。人の感情に敏感なタイプだとしても、『もしかして?』と思ったことが事実だという保証はどこにもないんです。


相手の態度が冷たいように見えても、嫌味に感じても、まずは相手の言葉をそのまま受け入れることが重要だと思います。相手から直接攻撃されていないのに、言葉の裏を読んで勝手に傷つくのも馬鹿らしいじゃないですか」(30代・女性)


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②被害者意識を捨てる

「私の場合は、被害者意識を捨ててから生きやすくなりました。昔は、自分だけが苦しんでいると思っているところがあって。


『どうしてそんなこと言うんだろう?』『なんで優しくしてくれないんだろう?』と、他人に問題があると決めつけていたんです。でも、その考えかただと自分自身が救われないんですよね。他人は変えられないから、いつまでも自分は苦しいままなんです。


『人には人の悩みがある』『自分も人を傷つけているかもしれないし』と考えるようにしてから、人の言葉でちょっと気になることがあっても、『機嫌が悪かっただけかも』『そもそもこちらを傷つける意図はないかも』と、前向きに捉えられるようになりました」(20代・女性)


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③体のほうをゆるめる

「心と体は密接に関連しているから、心が傷ついたときは、体をケアするといいですよ。ストレスや緊張で体が凝り固まっていると、それが感情面にも影響しますから。


苦手な人といるときって、無意識に体が縮こまったりしませんか? そういうときは、まずは体に着目して、体のほうをゆるめるんです。


深呼吸やストレッチ、ヨガや体操。運動が好きなら筋トレやランニングなどでガッツリ動かしてもいいですよね。体がスッキリすることで、心のほうもつられて気分転換できますよ」(40代・女性)


心そのものを鍛えることは難しいですが、考えかたの癖を自覚することで、心にトゲが刺さる前に回避できるかもしれません。

「もしかして…」と考えすぎる自覚があるなら、まずは言葉の裏を読まずに、そのまま受け取るように意識してみるのはどうでしょう。

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(文/fumumu編集部・nana

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