アプ活で会った男性と土砂降りのなか3時間散歩し、ファミレスへ 怖い目で言われた「僕…」

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

マッチングアプリ遊びから婚活に切り替えた瞬間、モテなくなってきた私。まだまだ修行は続いていました。良い人は必ずいる! そう信じてはいますが…。

今回のデートはトラウマになるほど、恐ろしいものになってしまうのです…。

これまでのエピソードはこちら


■彼のメッセージ

カジュアルなマッチングアプリで会った「六本木コンサル織田裕二」に鮮やかな競歩を見せつけられ、気持ちいいほどにまかれ、私はまた大人しく真面目なマッチングアプリに戻ってきました。

本日もマッチングさせていただきたく存じます、よろしくお願い致します、そんな謙虚な気持ちで挑んでいました。そんななかマッチングしたのは、ひとつ年下でメガネの爽やかそうな青年。メッセージのやりとりがスタートしました。

彼「こんにちは(^o^)(((o(*゚▽゚*)o)))」

私「はじめまして、よろしくお願いします」

彼「よろしくお願いします(*゚▽゚*)( ^∀^)」

私「よろしければお茶などできたらと思ってます」

彼「そうですねヽ(*^ω^*)ノぜひ(*^◯^*)」


顔文字を使い過ぎているのが気になる点ですが、贅沢は言ってられません。「今日もおつかれさまでした(*^ω^*)ゆっくり休んでくださいね♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪(^O^☆♪」 マメによくメッセージをくれる人でした。

「こんにちは╰(*´︶`*)╯今日は、おやすみですか?(^O^☆♪((o(^∇^)o))」 やはり、顔文字が少し気になります。ひと昔前じゃないんだからこんなに顔文字使わなくても。いや、別にいいじゃないか、ダサい顔文字多発していたって。穏やかな気持ちでいよう。そして彼とマッチングしてから数週間後、いよいよ会うことになりました。

これがマッチングアプリ史上、1番の恐怖体験となるとは…。どうぞ「世にも奇妙な物語のBGM」をかけながらご覧ください…。


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■登場したのは、4割坂口健太郎

「目黒駅のみどりの窓口前に集合にしましょう(^_^)☆(*゚∀゚*)」と、彼からのメッセージ。集合時間は16時でした。この日は、雨が降っていました。少し早めに着いてしまい目黒駅改札前をブラブラ。気温は低く寒い。今日はどんなデートになるんだろう、顔文字に関しては相変わらずだけど、写真の印象からしてもしかしたら、イケメンな気がしていました。

いつものようにワクワクして待っていると「着きました((o(^∇^)o))(^_−)−☆」 きた! あの人かな? 近づいて挨拶。彼のルックスはというと、えっ! けっこう素敵。背も高いし爽やか。メガネ似合ってる! これ「4割坂口健太郎」じゃん! やったー! 当たったー!

「ちょっと歩きましょうか、目黒川とかありますし」。彼は物静かにそう言いました。雨降ってるけど? と思いましたが、まぁいいか散歩は好きだしと承諾し、2人で目黒川を歩くこととなりました。

彼、大人しい。そんなにすぐに打ち解ける感じではなさそう。なので、仕事の話や趣味の話などありきたりな話題を振りました。仕事は病院勤務で、趣味はギターとのこと。4割坂口健太郎だし、この人、病院で患者さんに人気ありそう、なんて思っていましたが…。


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■ひとこと余計なうえに分析?

目黒川を一通り歩いたところで、そろそろお店に入るのかな? と思いきや、彼はまた目黒川を同じコースで歩き出しました。まだ歩くのか? そうツッコミたいところですが、言えません。今、謙虚でいることを心がけているのもありますが、彼はなんだかちょっと弄りづらい雰囲気を出しているのです。なので、私は黙って目黒川をもう一周しました。

すると「僕、まほさんのプロフィール写真で好きなのがあって」。ん? 私のマッチングアプリのプロフィール写真? 「これなんだけど」と見せてきた写真は、私がaikoさんのモノマネをしている写真でした。私は当時、普通にモノマネの写真を誰のモノマネとはもちろん書かずにふざけて3枚目くらいに載せていたときがありました。

「他も良いんだけど、これはまほさんの魅力が出ているし、他の人とは違う何かがあるんだよね」。そんなふうに感想を持たれたのは初めてだっので、ちょっと嬉しく思わずカミングアウトしてしまいました。

「私、芸人なの」

「あっ、そうなんだ、なるほどね、やっぱり」

「やっぱり?」

「そんな感じする、華あって可愛いし」


なかなか気分を良くしてくれます、4割坂口健太郎。「それに…」 まだ何かあるのか? 私を、もっと褒めて! けんたろう♡「目立ちたがり屋な感じも出てる」…ひとこと余計だね…。前も記事に書きましたが、やっぱり男性はひとこと余計なことを言う生き物なのか?

「承認欲求も強そう」 分析してきたよ。彼はジーッと私の写真を見ています。そんなに見なくていいし…。ちょっと変な空気になりましたが、まあいいんです。細かいことは気にしません。それに芸人とカミングアウトしてからは私は少し楽になり、4割坂口健太郎ともだんだんと打ち解けてきました。しかし…。

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