アプ活で会った男性と土砂降りのなか3時間散歩し、ファミレスへ 怖い目で言われた「僕…」

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

■目黒川をぐるぐる

まだ歩いていました。目黒川を何周も何周も。雨が降っているので、だんだん肩がびしょびしょになってきました。寒い。あと、よく考えたら桜が咲いてるシーズンでもないし、何も景色見てない。なんでこんなに歩くんだろう。いい加減どこか入らないかな。チラッとスマホを見てみると…えっ、もう19時。気づけば3時間歩いている。目黒川を。ただひたすら。風邪も引いちゃうそうだし、さすがにしんどい。そろそろ勇気を出して言おうと、提案しました。

「あの、どこか入りませんか?」。なんでこんな普通のセリフが3時間も言えなかったんだろう。だってこの彼、ちょっとした壁があるというか…上手く言えないのですが…。すると、当然そうだねという返事が返ってくるかと思いきや「ちっ…」。

え、舌打ち? 今、舌打ちしなかった? 聞き間違え? 「まぁ、いいですけど…」。急に不機嫌。明らかに彼の空気が変わったのがわかりました。


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■瞳孔開いた彼が発した「僕…」

そして、連れていかれたのは、ファミレス。いえ、ファミレスは悪くはありません、大好きです。ですが、この流れでファミレスってちょっと…。驚きました。もう解散した方がよかったか? 急に不機嫌だもん。でも、体が冷えてる。温まりたい。

ファミレスの席に着き、そこで初めて真正面から彼を見たのですが、この人…なんだか目が怖い。今までも目がサイコパス風な人はいたのですが、ちょっと別のジャンルの怖さ。これは、なんだ…? すると、彼の目の瞳孔が開いたのがわかりました。そして、低い声で、こう言いました。

「僕、人間不信なんですよね」。ここから、私のマッチングアプリ史上1番の恐怖体験がはじまります。目黒川を3時間歩いたうえに、ファミレス4時間。帰らない私も狂っていますが、この後、まるで人狼ゲームのように私を追い込んでくる彼。

本当にやだ、居心地が悪い。でも、こんな彼も色々と抱えていた? いや、ただのかまってちゃんじゃないのか? 次回につづく…。


【小出真保】

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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