友近、“更年期”の影に隠れた病気を懸念 病院も「何科に行けばいいのか…」

『あさイチ』で40代からの女性に健康について特集し「イライラ・けん怠感など更年期症状に隠れた病気を見逃さない」ポイントも紹介。

友近
(写真提供:JP News)

1日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)では、「40代からの『まさか』にどう備える? 女性ホルモンの新事実」という特集を放送。

ゲストとして登場したタレントの友近さんも自身の体調の変化について語り、反響を呼んでいます。


■友近も「動悸とか息切れとかふらつき」を経験

この日の放送では、更年期前後の女性の体の変化や、病気のリスクについて医師が解説。更年期に多いとされる「ほてり、イライラ、意欲の低下、むくみ」などは、じつは別の病気が隠れていることもあると指摘。

例えば「甲状腺の病気」は、更年期症状と似ているということがあり、長年診断がつかずに苦しんだという女性の例も。

友近さんも身に覚えがあるそうで、「私もちょっと自分のことと照らし合わせてみていたんですけど、動悸とか息切れとかふらつきがあった時期があったんですよ」と、告白しました。


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■「何科に行けばいいか」と悩む人も

続けて友近さんは「どこの病院に行っても、病名は一応出るんですけど、私はどっちかと言うと更年期と言われたほうがよかったなと思ったんですよ、脳の病気とか、耳鼻科とか言われたほうが怖いなぁと」と、複雑な心境を吐露。

友近さんの場合は「更年期でもない」と言われてしまったそうで、「だったらなんなんだろうか? っていう状況でもあったりして。だからどこの病院に、何科に行けばいいかっていうところから知りたいです」と、自身の悩みを明かします。


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■「紹介状」を持って次の医師のところへ

医師によると、更年期の症状は多種多様で、「どこまでが更年期症状で他の病気がないか」という説明は非常に難しいとのこと。

1人の医師だけで対応するのは困難で、医師同士の連携が大切になってくるといいます。複数の医師に相談するときのコツとして、今までの受診歴を記録した「紹介状」を持って次の医師のところに行くことを推奨。

婦人科の中に更年期外来もあるものの、婦人科以外の病気も隠れている可能性もあるため、まず「一番気になっているところ」をもとに受診し、解決できなければ他でも診断を「積み上げていく」ことをすすめています。


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■体調不良を「更年期」と決めつけない

医師に症状を伝えるポイントとして、「1,一番つらい症状から伝える(いつから? 変化している?)、2,痛みの表現は具体的に(どこが? どんなふうに? 比喩も使って!)、3,情報を医師と共有(紙を医師に見せる。どうしてほしいか伝える)」という4つの心得えも提示。

ときには深刻な病気が隠れているケースがあるため、体調不良を「更年期症状だ」と決めつけないことが大切になってくるそうです。

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(文/fumumu編集部・星子

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