「買ってよかった」と思うには？　物に愛着が持てる買い物の仕方

「どんなアイテムでも、『安いから買う』はやめたほうがいいと思います。買う理由が『安いから』だけのアイテムは、高確率で使用頻度が低かったり、安かろう悪かろうで使いにくかったりするんですよ。

安いものを買うのが悪いわけではないんです。『欲しかった服がセールになってるから買おう！』は、安い意外に買う理由がちゃんとありますよね。

だけど『セールになっているから着るかもしれないし買っておこう』だと、本心で欲しいと思っていないから、『やっぱり着なかった』になる可能性が高い。値段が倍でも買うか？　と考えると、本当に自分が欲しいと思っているか確認しやすいですよ」（30代・女性）

「アイテムを使うイメージができないなら、買うのはやめたほうがいいかも。『かわいいけど、どうやって着るんだろう』『おしゃれだけど、どこに飾ろう』とか、活躍しているイメージができないことってあるじゃないですか。

そういうものは、買っても後悔する気がします。お店で見たら魅力的だけど、自分の家の中には必要ないものってたくさんありますからね」（30代・女性）

「コーディネートをSNSによくアップしているんですけど、そのせいで、『まだアップしていない服を買わなくちゃ』と衝動買いばかりになってしまった時期があります。

本気で欲しいと思っていない服も勢いで買ってしまうから、一度着ただけで魅力を感じなくなってしまって。服に対しても失礼だし、お金も無駄にしたなーと思います。

今は、服の着回しのほうに意識を向けて、自分がピンとこない物にはお金を出さないように気をつけています。何回も活躍してくれるアイテムには、やっぱり愛着が湧きますよね」（20代・女性）